英会話で言葉が出てこなくて困ってはいませんか?会話をするときはお決まりのパターンやよく使われるフレーズがたくさんあります。
今回の記事では、僕が住んでいるオーストラリアでよく使われる会話でのフレーズを紹介したいと思います。紹介するのはオーストラリア特有のものではなく他の国や地域で使えるものです。
英会話がうまくなりたい次のような人たちにとって使えるフレーズを紹介します。
- 基本的な会話で使えるフレーズを知りたい
- マンネリを防ぐために、使えるフレーズを増やしたい
- 英語での自然な言い方を知りたい
目次
英会話における場面ごとに使えるフレーズ
日常会話だけでなくいつでも使えるフレーズを用途ごとに紹介します。
ここで紹介するものはオーストラリア特有のものも少し含まれますが、他の国・地域でも問題なく使えます。
この記事では以下のような場合に使えるフレーズや言い回しを紹介します。
- あいさつするとき・あいさつされたとき
- 自己紹介
- 会話中に使えるフレーズ
- 別れるとき・スムーズな別れ方
それぞれのフレーズの微妙な違いなどにも触れていきますので、実際に使いながら覚えていくといいと思います。
あいさつするとき・あいさつされたとき
英会話を気持ちよくスタートするためにも、あいさつは肝心です。どういったフレーズをよく使うのか見ていきましょう。
あいさつの第一声
まずは一言相手に声を書けるときに使う言葉です。ほとんど知っていると思うので、さらっと書いていきます。
上のほうがフォーマル(仕事やかしこまった感じ)で、下ほうがカジュアル(友人同士の会話など)です。
まずはここから始めて次のお決まりのフレーズであいさつしましょう。
続けざまにあいさつのフレーズ
これらすべてHow are you?と同じ意味です。恐らく会話でもっとも使い古される表現なので、いろいろなバリエーションが生み出されています。
一応上のほうがフォーマルというか安全な言い方で下のほうはカジュアルな間柄の人に言う感じです。
“How’s things going”などは文法的に間違っているのですが、お構いなしに使われています。間違った文法ですが、そういうものとして使われているので気にしないようにしましょう。
ヨーロッパ旅行中の電車では多くの人と英会話をする機会がありました(Innsbruck, Austria)
自分の調子を伝える場合
上のほうが調子がよく、下のほうが普通といった表現で並べています。
I’m を省略して書いているいるものが多いですが、実際に省略して使われることが多いです。
“pretty”はかなり頻繁に使われます。”very”と同じような意味なので、あいさつ以外にも使えるので覚えておきましょう。
これらのうち、僕の場合は “good, thanks”, “not bad”, “not too bad” をよく使ってます。良くもなく悪くもなくという感じで言っています。
“so, so” はちょっと心配されるかもしれないので、普通のときはgoodと言っておきましょう。
Good as usual/as always や relatively fine/good などはちょっとしたマンネリを避けるために書きましたが、ごく普通に使えますので試してみてください。
下に行くほど調子が悪くなっています。たいていの場合は心配されたり、大丈夫か聞き返されるので、気遣いをされたくない人は”I’m okay”とでも言っておきましょう。
本当に病気の場合はこれらよりもダイレクトな表現を使ったほうがいいです。”I’m feeling sick” とか “I have headache” といった症状を言えば本当に調子が悪いと思われて、家に帰ったほうがいいんじゃないか聞かれたりすると思います。
自分の調子の度合いによって使い分けて行きましょう。
あいてに聞き返す場合
特にフォーマル度に違いはありませんが、相手に聞き返すときにもいくつかバリエーションがあります。
短くて簡単なのが “and you?” と “yourself?” でしょう。他の表現もよく使われます。
これら以外でも、単純に”How are you?“系の質問を返すのも一般的です。
ただあいさつを返す場合
“How are you?” と聞かれたときに、わざわざ”I’m good”などの返答をする必要はありません。あいさつのフレーズをそのまま相手に返すのも英語での自然なやり取りです。
たとえば”How’s going, mate?” と聞かれたときに、”Hey, how are you doing?” と返します。
どちらかというと日常会話や友達同士のほうが多いと思います。仕事やあまり近くない関係だた律儀に”Not bad, thank you. How about yourself?” といった返答をすることが多いです。
僕はこのことを知らなくて、いつも”I’m fine, thank you. Howw are you?“と返していました。これを知った後もしばらくは”How are you?” と聞かれたのに “How are you?” で返すのは何だか変な感じがしたんですよね。何度も繰り返していくうちに慣れていきました。
“How are you?” は人や状況によっては本当に相手の調子を気にしているときもあるので、そうだと感じたら自分の調子を答えるようにしましょう。仮にGood/Badなど答えなくても失礼にはなりませんので、あまり深く考えなくて大丈夫です。
自己紹介
英会話で初めて会う人と話す場合は、あいさつの後に自己紹介をすると思うので、その時に使えるフレーズも書いていきます。
ほとんどは I am ….(名前) か I do ….(仕事・趣味など)で言います。
My …. is …. はちょっとフォーマルで、日常会話ではあまり使わないです。たとえば My name is … / My age is …. / My hobby is …. / My address is …. などはあまり聞きません。
自分の名前を言う
一番ポピュラーなのが”I’m …“でしょう。”I’m …“だといろいろな事を言えるのですが、まず最初に言うとすれば名前でしょうから相手もわかってくれます。
次に多いのが何もつけずにただ自分の名前を言うやり方です。この場合はたいてい手をだして握手するようにしましょう。そうしないとなかなか失礼になります。
“My name is …“はなるべく使わないようにしましょう。使うとすれば大勢の前でのプレゼンテーションやスピーチをするときなどでしょうか。
出身地を言う
出身地を伝える場合には、”I CAME from”と言わないように気を付けましょう。come from と came from は意味合いが違います。
Came from だと今自分がどこから来たのかやどこに所属しているのか、といった意味になります。
職業を言う
これも名前と同じように”I’m a …“というのが一般的です。”My job is …“というのはかしこまった言い方なのでなるべく使わないようにしましょう。
所属(会社やグループなど)を言う
最後に自分の所属している会社や団体を言うときです。自己紹介で伝えておきたかったら”I came from …“でたいていは通じます。
もしわかりずらいなら法華の言い回しで所属先がか一社なのかボランティア団体なのかなど付け加えればはっきりと伝えることができます。
Rainforrest park (Brisbane, Australia)
会話中に使えるフレーズ
相槌・聞いているサイン
話を聞いているときに相槌を打ちたくなると思います。日本語で「うん」と言わずに英語での反応をするようにしましょう。
簡単でよく使われるものが以下のような言い方です。
“Uh huh”が日本語における「うん」にあたると思います。最もシンプルで相手の話をさえぎらない相槌です。
それ以外にも”ah, right”や”that makes sense”などがありますが、これは”yes”の意味にとらえられるので、気を付けてつかいましょう。
“Is it?“や”Have you?/Did you?“などは相手に必ずしもYes/Noを言ってほしいわけではなく、ただの相槌としても使われます。
日本で英語の勉強をしているとあまり教わらないと思うので、より自然な英語で会話したい人にはオススメです。
言われたことが分からなかったとき
英会話で話を聞いていても分からないときは必ずあります。そういったときにどう反応すればいいのか、使えるフレーズを紹介します。
“Sorry?“と”Pardon?“はもう知ってると思います。オーストラリアでは体感で80%の人が”Sorry?“、20%の人が”Pardon?“を使っている気がします。
この2つ以外でも言えるようになれば表現の幅が増えていきますし、スピーキングのいい練習になります。
とりあえず”Sorry”とつけておけばどの表現でも失礼にはならないので、まずは短いフレーズから練習していって、長いフレーズも自然と言えるように練習しましょう。
賛同できない・反対するとき
話を聞いていて反対したり、相手の言っていることに納得できないときがある場合に使えるフレーズです。
基本的にどのフレーズを使ってもいいのですが、反対の度合いが変わってくるので注意しましょう。
たとえば”It doesn’t make sense”ははっきりと、”I don’t think so.“は思っているよりも強めに反対しているように聞こえます。
疑問形のフレーズは100%自信はないけど間違っているだろう、というときに使うといいと思います。
最後のフレーズは”seem”を使っていますが、これによってはっきりとは言えない・確証はないけど反対している感じを表現できます。
別れるとき・スムーズな別れ方
最後に会話のおわりに相手と別れるときに使えるフレーズを紹介します。
帰る前に一言
まずは相手に自分が帰ろうとしていることを言うためのフレーズです。いきなりByeやSee youを言わずにこれらのフレーズを使うとよりスムーズな会話の終わり方になります。
上半分はいつでも使えるような表現で、下半分は何かの作業(仕事や勉強など)をしていた時に使われやすいフレーズです。
“Alright, enough for the day!”“やIt’s already time to go now.“というように多少のアレンジを使っていきましょう。
“okie-dokie”は”okay, all good”のどのような意味で、帰る準備ができたときなどにつかう人がいます。真似してみるのもいいでしょう。
まずはこれらのような一言をくわえると、自分が帰ろうとしていることを相手に伝えられます。
帰るときのあいさつ
一言帰る前に言った後に最後のあいさつとして使えるフレーズです。
“See you”はどちらかというとまた会う人に対して言うもので、”Bye”や”Goodbye”はもうあわないかもしれない人によく使われます。
“cheers”はカジュアルな感じで友人など別れるときに使います。
“catch you agiain”もかなり頻繁に使われるもので、友人だけでなく仕事でもよく使われます。
まとめ
今回は英会話で使えるフレーズや言い回しを、その使い方や微妙な違いを説明しながら紹介しました。
僕はここで紹介したものはほぼすべて実際に使ったことがあるし、毎日のように使うものもおおいです。
慣れてくるとフレーズを組み合わせたり、言葉を足したりしてより深い表現ができるようになるので、積極的にアレンジしていくといいと思います。
フレーズは英会話で使っていかないとすぐに忘れてしまうので、新しいフレーズを覚えたらすぐに使っていきましょう。
他にもいろいろな英会話の場面で使えるフレーズがあるので、またべつの記事にて紹介しようと思います。
Edinburgh Castle (Scotland)