スピーキングで英語が浮かばない人にできる対策

takto, 2020 May 25

Category: スピーキングの勉強方法

「いざ人と話すと英語が浮かばない・出てこない・・・」と悩んでいませんか?

英会話となると「何か言わなきゃ・・」といったプレッシャーもあるせいか、逆に言葉がでてこなくなるんですよね。

そういった悩みを持っている人におすすめしたい対策があります。それは

  • すこしづつ英語脳をつくっていく
  • 知っている英語のみで言えるところまで言ってしまう
  • 会話のパターンとフレーズを覚えて練習する
  • 困ったときに使えるフレーズを準備しておく

の4つです。この記事ではこれらの詳しい解説と、そもそも英語が浮かばない・でてこない原因について説明しています。

目次

英語がすぐに浮かばない理由

まずは英会話で英語がすぐに頭にうかばない理由を考えてみましょう。

おもな理由としてつぎの3つがあると思います。

  • 英語を日本語をとおして処理している
  • 会話のパターンやフレーズを知らない
  • 自分がつくれる最高の英語を頭で考えてから話している

1つづつ見ていきましょう。

英語を日本語をとおして処理している

いわゆる英語脳がないと、日本語をとおして英会話をすることになります。

頭の中でどういったプロセスが起こっているのかというと

  1. 英語を聞く
  2. 日本語になおして意味を理解
  3. 日本語で答えが浮かぶ
  4. 日本語で答えを文章にする
  5. 英語になおす
  6. 言葉にして言う

このプロセスのうち、2と5で翻訳をして、3と4が日本語での処理です。

この2~5の部分では、かなりむずかしいことをしています。なぜかというと

  • 聞いた英語を日本語に訳さないといけない
  • 日本語で答えが浮かぶが、その答えは英語でいうネイティブレベルの回答
  • その答えを今の英語力で表現しないといけない

からです。

とくに日本語で思い浮かぶ回答は英語になおすのがむずかしいです。

なぜかというと、

「日本語で言える言葉の数や種類」とくらべて

「英語で言える表現が圧倒的に少ない」

からです。

このギャップによって言葉がでてこない・なんて言えばいいかわからない、という状況になってしまいます。

会話のパターンやフレーズを知らない

英会話にはよくある会話のパターンや、よく使われるスピーキングのフレーズがあります。

たとえば英会話をするときは

  • あいさつ
  • (はじめて話すなら)自己紹介
  • 雑談
  • 打ち解ければさらに個人的な話など
  • 別れ

このようにあいさつから始まって、雑談などをしてからいろんな話題に変わっていくと思います。

これは日本語でも同じで、英会話だからといって特殊なことを話したりするわけではないでしょう。

このなかでもあいさつや別れかたにはわかりやすいフレーズがあります。

たとえば

“How are you”, “How’s things going, mate?“などのあいさつや

“See you again”, “Catch you next time”などのフレーズです

とくに英会話の初心者の人はまずはこういったものをいくつか知らないと焦ってしまうでしょう。

さらに雑談やもっと濃い内容の会話にも使えるフレーズがたくさんあります。

それらを知らないと1から自分でフレーズを考えなければいけません。

そのせいで

  • 何を言えばいいかわからない
  • 言い回しをおもいつくのに時間がかかる

といったことがおこり、とっさに英語が出てきません。

自分がつくれる最高の英語を頭で考えてから話している

英語のスピーキングではミスをしないでうまく話したいですよね。

そのため、

「しっかりと文章を組みたててから」

話し始めるようにしていませんか?

たしかに正しい文法や表現は大切ですし、良いにこしたことはありません。

しかし英会話となると話のテンポやリズムを大切になってきます。

たとえば何かを言うたびに3~5秒の沈黙があったらなんというか会話が盛り上がりにくいですよね。

実際の会話となるとおもったよりもペースが速くなりがちで、それについていくだけでいっぱいいっぱいになってしまいます。

自然と英語が浮かんでくる上級者くらいでないと、文法などの確認をする余裕はありません。

それにいくら考えてもどうせミスはします。ネイティブですら文法などを間違っているけども気にしていません。

ミスをするのは当然なので、正確な英語にとらわれないようにすることが大切です。

自然と英語が思いつくようになる方法

会話中にとっさに英語が浮かんでくるようにするにはどうすればいいのか?

考えられる対策を4つ紹介したいと思います。

  • すこしづつ英語脳をつくっていく
  • 知っている英語のみで言えるところまで言ってしまう
  • 会話のパターンとフレーズを覚えて練習する
  • 困ったときに使えるフレーズを準備しておく

それでは1つずつ説明していきます。

すこしづつ英語脳をつくっていく

さきほど日本語を英語にしていく作業がなかなか英語が頭に浮かばない理由だといいました。

その対策として英語脳をつくって、英語のみで情報を処理できるようになることをおすすめします。

英語脳ができると、頭の中での処理が

  1. 英語を聞く
  2. 日本語になおして英語のまま意味を理解
  3. 日本語で英語で答えが浮かぶ
  4. 日本語で英語で答えを文章にする
  5. 英語になおす
  6. 言葉にして言う

というプロセスになります。

これによって

  • 2回もしていた翻訳がいらなくなる
  • 思いついた難しい日本語にあたる英語を知っている必要がない

ということになります。

「でもこれだと知ってる英語が少ないとそもそも答えが浮かばないんじゃ?」

と思うかもしれません。

たしかに英語のみで考えるとスピーキングの表現の幅が狭くなりますが、言えることしか頭に浮かばないというメリットがあります。

はじめに言ったように、英語が浮かばない理由の1つは知っている日本語と英語のギャップからきています。

ずっと英語だけで考えていればそのギャップが生まれないので(むずかしい日本語を英語へと訳す必要がないので)、言葉に詰まることがなくなります。

これは中期的な解決策ですが、もっとも重要で効果は絶大です。

英語脳を鍛えているあいだに、他にできる対策をしていきましょう。

ちなみに英語脳の鍛え方を別の記事にまとめているので、ぜひ↓のリンクから読んでみてください。

英語の上達に欠かせない英語脳のつくりかたについて解説しています。英語脳は意識して正しく勉強していけば誰にでも作ることができます。具体的な勉強方法と必要な考え方について詳しく説明していきます。

知っている英語のみで言えるところまで言ってしまう

この対策はすぐに実行できるものです。

前に「しっかりと文章を組みたててから」話しはじめることが、結果的になかなかうまく言葉がでてこずにうまく話せない原因の1つだと言いました。

そこでおすすめなのが「文章を頭で完成させるまえに言えるところまで言ってしまう」です。

たとえば「昨日は友達と双眼鏡を買うために渋谷に行った」と言おうと思ったけど双眼鏡は英語でなんというかわからなくても

“ah, I went to Shibuya with my friends yesterday to buy a ….“まで言ってしまいます。

そして相手に双眼鏡を英語でなんというのか聞いてしまいましょう。

“you know… how do you say a device that you use to see things far away?“といった感じです。

このように言えることだけ言ってしまって、あとは話し相手に助けてもらっちゃいましょう。

この時に使える「知らない英単語を英語で質問する」スキルはとても便利です。(別の記事にこのスキルについて書いていこうと思うので、興味がある人はチェックしてください。)

ミスをしないように話す練習は必要なのですが、それでもまずは話すことに慣れる・英語脳をつくることを目指したほうが長期的に英語力が伸びます。

英語脳ができてから正確な文法や自然な言い回しなどに気をつけながら話しても遅くはありません。

会話のパターンとフレーズを覚えて練習する

会話のパターンと使えるフレーズを勉強しておくことも、とっさに英語が出てくるようになる効果的な対策です。

もう1度会話の一連のながれで考えてみると

  • あいさつ
  • (はじめて話すなら)自己紹介
  • 雑談(天気、週末、趣味など)
  • 打ち解ければさらに個人的な話など
  • 次の予定や別れのあいさつ

となります。

この中でまずは上流部分と最後の別れの部分のフレーズを練習しておくと、急にあいさつされたり別れの言葉を言われてもあせらずに対応することができます。

そのあとに少しずつ自己紹介、雑談、個人的な話で使えそうなフレーズを勉強していくと自分のパターンができてきます。

そうなると自然と英語のフレーズが浮かぶようになり、言葉に詰まりにくくなっていきます。

会話の基本的なフレーズを↓の記事にまとめてあるので、ぜひ読んでつぎの英会話で使ってみてください。

英会話でうまくはなすためにはフレーズをたくさん知っておく必要があります。もし英語が頭に浮かんでこないという人は、よく使われるフレーズを学んでそれをスピーキングで使っていけば英会話が上達していきます。まずはどのようなフレーズがあるのか勉強していきましょう。

英会話を上達させるにはフレーズが重要になってきます。頻出フレーズやネイティブが使う自然なフレーズをいくつかのシーンにまとめて紹介しています。長めの表現やあまり知られていないものなどに例文をつけたので、分かりやすくなっていると思います。

英語の上級者などは条件反射のようにフレーズが出てくるようになります。

なぜなら会話のパターンや流れをすでによく知っていて、フレーズも何度も使ってきたからです。

みなさんもこのような状態をめざして勉強していきましょう。

困ったときに使えるフレーズを準備しておく

会話の中で使えるフレーズでも、あいさつや自己紹介はわりと簡単に覚えて使うことができると思います。

実際に人と話すとなると、いろいろなことを話す可能性がある雑談や、もっと個人的な内容のことについての会話こそハードルが高くなります。

とくに相手の話すスピードが速かったり、むずかしい言葉をバンバン使われると何も言えなくなるし精神的にもキツくなってきますよね・・・

そういったときに役に立つフレーズを覚えておきましょう。たとえば

  • 聞き取れなかったとき(”Sorry?“, “Sorry, I didn’t get you.“など)
  • ゆっくり話してほしいとき(”Can you speak abit slower?“, “Sorry you are talking too fast for me.“など)
  • 自分が話し終わるまで待ってほしいとき(”Let me say this,…“, “Listen,…“など)
  • 単語などをなんて言えばいいかわからないとき(”How would you say the word which is…“, “How should I say…“など)

これら以外にも自分がピンチになったときに使えるフレーズを準備しておくと、会話中に沈黙してしまうことを防ぐことができます。

まとめ

今回はスピーキングで英語がでてこない・浮かばないという人ができる対策について話しました。

英語がすぐに浮かばない理由を以下のようにまとめます。

  • 英語を訳すと、日本語と英語の語彙力のギャップで言葉がでてこなくなる
  • 会話の流れと使えるフレーズの知識が少ない
  • 文章を頭で完成させてから話すようにしている

これらの理由から考えられる対策として以下の方法をオススメしました。

  • すこしづつ、継続的に英語脳をつくっていく
  • 文章が完成していなくても、言えるところまで言ってしまう
  • 会話の流れにあわせてフレーズを覚えて練習する
  • 困ったときに使えるフレーズを準備しておく

これらのことを実践していけば将来的

  • 完璧な英語の文章がつくれなくても話せる範囲で話せる
  • 相手に助けてもらいながら話せる
  • お決まりのフレーズを使えるようになる
  • ピンチのときでも話を続けられる
  • 英語を英語のまま理解して使えるようになる

という成長をしていくことができるはずです。

スピーキングの勉強法については下の記事でまとめて解説しているので勉強の参考にしてください。

英語のスピーキングの勉強法は自分で英文をつくることときれいに発音する練習をしましょう。そして英会話やプレゼンなどに必要な知識とスキルを身につけていくことでスピーキング力を底上げしていきます。

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Takto

セルフィー

海外(オーストラリアとイギリス)在住歴計10年ほどの takto です。ブログを通じて英語の勉強をサポートできればと思っています。

経歴:

  • 大学生の時にTOEIC330点から英語学習を開始
  • オーストラリアの語学学校へ留学・そのあとの大学院留学時にIELTS 6.5達成
  • 大学院修了時にIELTS 7.5達成
  • そのまま現地企業にエンジニアとして就職

プロフィールその1:ブログ主の過去と転換点

プロフィールその2:希望とともに行動に移す

プロフィールその3:絶望的な英語力と上達しないフラストレーション、そして道が開ける


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