日本人にとって難しい英語の発音をピンポイントで直すコツ

takto, 2020 June 19

Category: 発音の矯正と練習

「英語の発音は大体はできるよ。」「日本語に近いような音はとくに問題なし。」

「でも発音するのがむずかしい単語はあるんだよな~。むずかしい発音だけ手早く直せないかな?」

そんな人のために以下の内容を記事にしました。

  • 日本人にとって難しい発音はどんなものがあるかわかる
  • うまく発音するコツがわかる

むずかしい発音「のみ」重点的に発音を改善できますよ。

目次

この記事を書いている僕はオーストラリアとイギリスで計10年ほど生活してエンジニアとして働いています。

もともとは完全なカタカナ発音だったのですが、日本で発音を1~2か月ほど独学して習得しました。

はい、実は発音は簡単に習得できます。勉強方法さえ知っていれば誰でもできますよ。センスとかはいらないです。

詳しい勉強方法は記事の最後にリンクをはっておきますね。

やりかたさえわかれば誰でもできるのが発音です

日本人にとって難しい発音

全部で7つの発音が難しい音のパターンを紹介していきます。

それぞれ以下の3つを書いていきます。

  • 単語と特定の音のパターン
  • 難しいポイント
  • うまく発音するコツ

いくつかの単語の例も載せたので練習用に使ってみてください。

それでは1つづつ見ていきましょう。

難しい発音その1:【ɜ:r + θ】

最初に紹介する発音するのが難しい音は【ɜ:r + θ】の組み合わせです。

この音を含んだ単語をいくつか見てみましょう。

  • earth (ˈɜːrθ)
  • worth (wˈɜːrθ)
  • birthday (bˈɜːrθdeɪ)
ここが難しい!
  • 舌の移動距離が長い
  • “r”が苦手な人が多い
  • “th”が苦手な人も多い
うまく発音するコツ
  • 音を出す前にまず舌を奥にひっこめて先をちょっと立てた状態にする。そしてɜ:rの音を出す。すぐに舌を前歯より前まで移動させて歯で挟みつつ息を吐いて”th”を発音する。
  • 難しいようならまず”ɜ:r”と”θ”をそれぞれ練習する。自然にできるようになったらつなげて練習する。

難しい発音その2:【rəl】

~ralというスペルで出てくる音が【rəl】です。

この音を含んだ単語をいくつか見てみましょう。

  • rural (ˈrʊrəl)
  • plural (ˈplʊrəl)
  • moral (ˈmɒrəl)
  • central (ˈsentrəl)
  • parallel (ˈpærəlel) これはとくにムズイです・・・
ここが難しい!
  • 舌の移動距離が長い
  • “r”と”l”の発音方法の違いを分かっていない人が多い
  • 子音で終わる場合に発音しきれない人が多い
うまく発音するコツ
  • “r”のあとにすばやく舌を前へ「前歯から舌の先がちょっとでるくらい」までもっていき、”l”を発音する。”l”のときに舌をはじかないでその位置に固定したまま音をだす。
  • “l”の音を聞こえるように発音する。ただし「ゥ」という母音が入らないように注意する。

難しい発音その3:【-rary】

~raryというスペルで【rəri】という音になります。頻繁に単語で使われているけど日本人には発音するのが難しいです・・・

それではいくつか【rəri】を含む単語を見てみます。

  • library (ˈlaɪbrəri)
  • literary (ˈlɪtərəri)
  • contorary (ˈkɒntrəri)
  • temporary (ˈtempərəri)
  • itenerary (aɪˈtɪnərəri)
ここが難しい!
  • “r”が2回でてくる
  • “r”の舌の形を2回つくるのが難しい
うまく発音するコツ
  • 1つめの”r”で舌の形を維持したまま“ary”を発音する。
  • 舌を元に戻したり動かしたりしないで、口の形だけ変えて“rary”を発音する。

舌をつかう音は日本人にとって難しいものが多いです

難しい発音その4:【l + θ】

~lthというスペルで【l + θ】の音になります。

【l + θ】を含んだ単語をみていきましょう。

  • health (he)
  • wealth (we)
  • stealth (ste)
ここが難しい!
  • “l”が苦手に人が多い
  • “θ”が苦手な人が多い
  • “l”から”θ”への舌の移動がつらい
うまく発音するコツ
  • “l”のときに舌を前歯より前にだしてしまう。”th”のときに歯でそのまま舌を挟む。
  • 結果的に”l”と”th”で舌の移動がなくなるので発音しやすくなる。

難しい発音その5:【v + æ】

【v + æ】は使われる単語が多く、日本人には発音が難しい音の組み合わせです。

【v + æ】を含む単語をいくつか見てみましょう。

  • vast (st)
  • van (n)
  • valley (ˈli)
  • value (ˈljuː)
  • invalid (ɪnˈlɪd)
  • evaluate (ɪˈljueɪt)
ここが難しい!
  • “æ”が苦手な人が多い
  • 口の動きが多くて忙しい
うまく発音するコツ
  • “v”はしっかりと前歯を下唇にあてて発音。”æ”は口を横にひろげて”e”の音、そして口を縦にあてていきながら”a”の音に変化させていく。
  • 2つの発音記号だけど3つの音を出す感じです。

難しい発音その6:【-able】

【-able】の発音である【əbəl】です。「~できる」みたいな意味の単語に使われますね。

いくつか例を見てみましょう。

  • possible (ˈpɒsəbəl)
  • capable (ˈkeɪpəbəl)
  • probable (ˈprɒbəbəl)
  • doable (ˈduːəbəl)
  • horrible (ˈhɒrəbəl)
  • sustainable (səˈsteɪnəbəl)
ここが難しい!
  • 「ブル」というカタカナ発音になりやすい
  • “l”が”r”っぽくなってしまう
うまく発音するコツ
  • “b”で口を閉じたときに舌を前歯の裏にあてておく。口をはじいて”b”の音をだすときに舌をそのままにして”l”をつづけて発音する
  • “l”の音では「ゥ」という母音が入らないように注意

難しい発音その7:【pre-】

最後に紹介する発音するのが難しい音は、【pre-】のスペルの発音となる【prɪ】です。

【pre-】を含む単語の例を見ていきます。

  • prepare (prɪˈpeə)
  • prevent (prɪˈvent)
  • predict (prɪˈdɪkt)
  • prescription (prɪˈskrɪpʃən)
  • preliminary (prɪˈlɪmənəri)
ここが難しい!
  • 「プリ」というカタカナ発音になりやすい
  • “p”から”r”への変化が難しい
うまく発音するコツ
  • “p”を発音する前に(口を閉じたときに)舌を”r”の形(口の奥にひっこめて先を立てる)にしておく。
  • 唇をはじいて”p”を発音するときも舌の位置・状態をキープしてそのまま”rɪ”の音を発音する。
  • “p”で口をはじいてから舌をひっこめるのでは間に合わずに”p”と”r”の間に「ゥ」の音が入ってしまうので注意。
  • たまに”pre”で”prɪ”ではなく”pre”や”prɪ:“という発音になるので注意です(例:precious, prepaidなど)。

コツがわかればうまく発音できるはずです

発音を上達するコツ

難しい発音がどういったものか大体分かったと思います。

これらの発音のコツでも思うようにいかない場合はまず発音記号の発音方法を1度確認してみてください。

昔習ったことがあっても時間とともに正しい発音方法から逸脱しているかもしれません。

↓に発音記号と単語の発音を上達させるための記事をはってますので読んでみてください。

【保存版】子音の発音をマスターするためのコツと詳細な解説【イラストつき】

【保存版】母音の発音を習得するためのコツと詳細な解説【イラストつき】

【1度でネイティブに伝わる】単語の発音を手に入れる方法

ほかにも日本人の発音を上達させるコツを記事にしているので、さらに発音を成長させたいという人は↓のリンクの記事を読んでください。

感謝されるほどきれいな英語の発音を習得するコツ【全部盛り】

まとめ

今回は発音が難しい音の組み合わせやパターンを重点的に紹介し、発音のコツを解説しました。

日本人にとって難しい発音をおさらいすると以下の様になります。

  • 【ɜ:r + θ】
  • 【rəl】
  • 【-rary】
  • 【l + θ】
  • 【v + æ】
  • 【-able】
  • 【pre-】

これらの発音を上達させれば「この発音はムリ(汗)」といったことはほぼなくなるのではないかと思います。

ここで紹介した難しい音とコツは対処療法とも言えるので、「隙のないように発音を網羅したい」と思う人もいるかもしれません。

もしそうなら発音記号からしっかりと練習することをオススメします。

難しい発音もコツがわかれば上達できます

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Takto

セルフィー

海外(オーストラリアとイギリス)在住歴計10年ほどの takto です。ブログを通じて英語の勉強をサポートできればと思っています。

経歴:

  • 大学生の時にTOEIC330点から英語学習を開始
  • オーストラリアの語学学校へ留学・そのあとの大学院留学時にIELTS 6.5達成
  • 大学院修了時にIELTS 7.5達成
  • そのまま現地企業にエンジニアとして就職

プロフィールその1:ブログ主の過去と転換点

プロフィールその2:希望とともに行動に移す

プロフィールその3:絶望的な英語力と上達しないフラストレーション、そして道が開ける


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