更新日:2020/09/14
マクドナルドの発音が英語だと全然違うのは知っている人も多いと思います。
旅行に行くときなんかは「マクドナルド」じゃあ本当に通じないのでけっこうショックだったりします・・・。
具体的に何をどうしたら発音できるようになるのか?それを解説していきます。
耳で聞いてもうまく発音を再現できない、という人にオススメなのでぜひ読んでみてください。
記事の内容
正しい発音を確認
まずは実際に音声を聞いてみましょう。
カタカナの「マクドナルド」とはほど遠い発音なのが分かると思います。そしてカタカナではもちろん通じません(日本語がわかる人以外には)。
サンプルの音声を聞いてもまだうまく発音できないと思います。なにをどうすれば正しい音を出せるのかわからないから当然です。
なので順を追って読み方を解説していきます。
マクドナルドは「Do」がアクセント
カタカナ発音だと「マ」と「ナ」にアクセントがあるかと思いますが、英語ではMcDonald’sの「Do」の部分にあります。音の強さと長さを表してみると↓のようになります。
McDonald’sを3つのパーツに分けて発音のポイントを解説します。
部位 | 発音記号 | 読み方のコツ |
---|---|---|
Mc | mək | 短く母音はほぼ聞こえないようにする |
Do | dɒ | 伸ばして大きな声で発音する |
nald’s | nəlz | 短く母音はほぼ聞こえないようにする |
これで出来る人もいると思いますがまだ難しいと思うので、さらに具体的な発音のしかたも解説していきます。
さらに具体的な読み方
どの単語でもそうですが、口や舌の形・位置が間違っているといくら頑張ってもうまくいきません。なのでそのあたりを具体的に解説していきます。
最後のnald’s (nəlz)が結構難しいと思います。まずは”nəl”を練習して、慣れてから【nəlz】を練習するのもいいと思います。
個人的には【l】から【z】へのつなぎが一番難しいと思います。コツは【l】で舌を上の歯茎よりうしろのあたりを触って発音して【z】につなげるというやり方です。
本来は【l】はもっと前(前歯の裏・歯茎)につけるべきですが、次の音にうまくつなげるためにはこういった工夫も必要になってきます。
最後に3つの部位をつなげて「McDonald’s」と読んでみましょう。カタカナの「マクドナルド」の発音とはかなり違って聞こえるはずです。
言葉だけじゃわかりにくい・・・という人は下の記事で発音記号の読み方を口や舌のイラスト付きで解説しているので参考にしてください。
英語は発音記号を練習するだけで相手に伝わるようになります。日本人の多くはすでに十分な単語と文法を学校で学んでますが、発音だけが小学生以下のレベルなせいで相手に何を言っても通じない状況です。この状態を抜け出すための発音記号の学び方を解説していきます。
ネイティブは略して発音する?
実際にネイティブたちはどう発音しているのかというと、ニックネームで呼んでる人が多いです。
たとえばオーストラリアの場合は「Macca’s」と言ったりします。(Macca’sでググるとMcDonald’s Australiaが出てきます)
他にも国によっては「Maccy D’s(イギリス)」「Mickey D’s(アメリカ)」「MacDick’s(カナダ)」のように略したりするみたいです。
参考:What people call McDonald’s in 10 countries around the world
やっぱりネイティブにとっても長いと感じるみたいですね。でもニックネームで呼ばない人もいるのでちゃんとMcDonald’sと発音できるようにしておいたほうがいいでしょう。
まとめ
今回は行く人はよく行く「マクドナルド」をうまく発音する方法を解説しました。
うまく発音するためには以下の2つができればおそらく通じます。
- 「Do」を伸ばす
- 「Mc」と「nald’s」は母音を極力含まずに発音する
もしそれでもだめなら本文で解説したとおりに発音記号の矯正をしていきましょう:)