こうした疑問に答えられるように、この記事では以下のポイントを解説していきます。
- be going to文法の使い方と意味について
- be going toの応用
- 他の未来形の文法との違い
記事の内容
基礎的なbe going to文法の使い方
未来形の文法として代表的なものの1つが【be going to】で「~するつもり・~する予定」という表現です。
使い方としては「I am going to do something.」というように、主語 + be動詞 + going to + 動詞(原型)+ 目的語という形になります。
基本的な文法をまとめると下の表のようになります。
主語 | be動詞 | 例文 |
---|---|---|
I | am | I am going to watch a movie. |
You | are | You are going to buy coffee with me. |
We | are | We are going to play baseball. |
They | are | They are going to discuss about heir work. |
She | is | She is going to be there by 2pm. |
He | is | He is going to stay at home today. |
It | is | It is going to be noisy tomorrow because of construction. |
This | is | This is going to be interesting for you to listen. |
That | is | That is going to be shown by him during his presentation. |
主語によって変化するbe動詞に気をつければわりとシンプルに文をつくれるかと思います。
次にbe going to文法の応用について書いていきます。
be going to文法の応用
be going to文法の応用として「否定」「疑問」「過去」についての表現のしかたを下の表にまとめて解説します。
応用 | 型 | 例文と意味 |
---|---|---|
否定 | be not going to | She’s not going to travel to Japan this year. 彼女は来年に日本に旅行する予定ではないよ。 |
疑問 | Be Subject going to | Are you going to play soccer tomorrow? 明日サッカーする予定なの? |
過去 | was/were going to | He was going to see me this morning. 彼は僕と今朝会う予定だった。(だけど実際には会わなかった) |
過去形として「was/were going to」を使うときには「~する予定だったけど結局しなかった」という意味になるので注意しましょう。
もし単純に「~するつもりだった」「~する予定だった」と言いたいときには代わりに以下の表現を使うことができます。
ほかの未来形の表現とニュアンスの違い
「be going to」文法は一般的に使われる未来形ですが、とくに未来に関する予定や計画について言いたいときに使い、ほかの未来形の文法との違いを理解しておく必要があります。
下の表に未来形の文法とそれらの意味とニュアンスを比較しやすいようにまとめました。
未来形の文法 | 意味とニュアンス |
---|---|
I’ll do | - とくに今思いついたこと・衝動的に決めたこと - 未来形では最も信用できない(ただの口約束か宣言) - 思いつきなので実際にする確証はない - かなり気分次第 |
will do | - 今決めたこと・するつもりや意思があること - 会話中に決めたことや思いつき - 正直あまり信用できないかもしれない |
be going to do | - すでに予定していること、計画してあること - 以前から考えていたこと - する予定であるが、まだ準備やそのための行動はしていないことが多い - 実際にする確率も高い |
be doing (現在進行形だけど未来について言うことができる) | - すでに予定して準備してあること・すぐ先の未来にすること - 前から予定していてすでに準備してある - 今すぐにすることにもよく使われる - 信用できる・する確率がかなり高い |
do (現在形だけど未来について言うことができる) | - 繰り返し決められたことで、未来にもおきること(電車のスケジュールや学校の時間割など) - 普段通りならば起きる・すること - かなり信用できる |
このニュアンスを理解しておかないと誤解やミスコミュニケーションが起きることもあります。一番大切なのは未来の行動がどのくらい確かなのか(信頼できるか)です。
この点と時間軸に注目して文法の意味の比較をすると以下の図のようになります。
実際の生活でネイティブはどうしているのかというと、結構この教科書的な使い分けをしているように感じます。たまに”will”と”be going to”が逆のほうがいいんじゃないかと思う使い方もしてますが、このニュアンスを理解して使い分けができるようになればより正確なコミュニケーションができるはずです。
最もよく使うものとしてwillとの違いも知っておくとより理解が深まります。参考までに↓の記事を読むとさらに使い分けがしやすくなると思います、。
「willは未来形の助動詞」というように学校で習ったかと思いますが、この「will」という言葉の本質的な意味は「意思」です。この記事では「will」の本質を理解してその文法を解説していきます。
まとめ
この記事では未来形の文法の1つである【be going to】の意味と使い方について解説しました。
基本的でよく使う文法の1つなのですぐに覚えられると思います。ほかの未来形との意味やニュアンスの違いを理解して使いこなせればもう1つレベルが上がってより正確な表現ができるようになります。
積極的にこれらの文法を使って練習していけば、忘れないうちに文法を使いこなせるようになっていくはずです。