英語を話すときは自分が日本人ではないと思い込みネイティブのように振る舞う

takto, 2020 May 3

Category: 英語学習ガイド

使う言語と文化はセットになっていると思います。たとえば日本語でははっきりとした上下関係があり、それによって使われる言葉が変わります。しかし英語圏ではまた違う文化があり英語もそれに応じた使われ方があります。

もし英語を使いながら日本の文化的な振る舞いをしたらどうなるでしょうか?すごく歪というか変な感じになります。逆の場合にも同じことがおこります。

今回の記事では、「英語を使うときに自分が日本人ではなく英語圏の人間だと思い込む」ことが英語の学習を助けるという僕の考えをシェアしたいと思います。

目次

使う言語と振る舞いを一致させる

英語を話しながら日本人の振る舞いをする

英語で話しているときに日本人の日本文化的な振る舞いをする人がいますが、言葉と文化が一致していないので違和感を感じます。

たとえばこういった振る舞いや話し方などをしていないでしょうか?

  • お辞儀
  • うなずきや相槌がおおい
  • 呼び方や敬語表現
  • すぐに謝る
  • 自分の意見を言わないでまわりにあわせようとする

こういった日本人ぽい振る舞いが悪いわけじゃありません。ただこれを英語で話しながら行うといびつな感じになってしまいます。

英語で話すときは英語文化の振る舞いを 逆に日本語を話すときは日本文化の振る舞いを

英語を話す日本人は英語ネイティブになりきって 日本語を話す外国人は日本語ネイティブになりきって

このように意識的に言葉遣いと行動を一致させていきましょう。

自分の国の文化にそってコミュニケーションしてくれると嬉しく感じませんか?日本にいる外国人が日本人らしい態度や振る舞いをしてくれたら日本文化を尊重してくれてると感じるはずです。こちらからも同じことをしましょう。

自分を英語圏の人間だと思い込ませる

どうすれば言葉と振る舞いを一致させられるでしょうか?

  • 観察と理解
  • 言葉・態度・振る舞いのマネ

これらをしていけばあとは思い込みと慣れでできるようになっていきます。

観察と理解

まずは英語圏でのコミュニケーションの仕方や、日本との違いを知る必要があります。

  • ネットで調べる
  • リスニング教材で意識してみる
  • 外国人がどう話しているか注意深く見る

こういったことをしていけば日本語でのコミュニケーションとの違いがわかってくるはずです。

言葉・態度・振る舞いのマネをする

大体わかってきたらマネをしていきましょう。 以下のようなことがわかりやすいと思います。

  • あいさつや呼び方
  • お辞儀・会釈
  • うなずき・相槌
  • 感嘆や抑揚をつける
  • 英語の反射
  • 自分の意見を言う
  • Noと言う・嫌なら立ち去る

まずはこれらを自分が英語圏の人間(アメリカ、イギリスなど)だとおもって言葉と振る舞いをより自然なものに変えていきましょう。

最初はかなり戸惑うというかおかしく思えると思います。

たとえば僕も「おっと」と日本語で言っていたものを「oops」に変えたときはものすごい違和感を感じました(笑)。しかしそれは十分が日本語で考えているからおこることです。

英語ネイティブからすれば「おっと」が変に聞こえますが「oops」はごく自然に感じます。あくまで英語を話しているときには英語で自然に聞こえるようにしないとおかしなことになります。

こうした英語での自然な言葉や振る舞いを続けていけばそれが自然に感じられるようになります。

言語と振る舞いを一致させよう

メルボルンでの出店・イベントの様子

あいさつや呼び方

あいさつに関してはほとんどの場合でかしこまる必要はありません。基本カジュアルな言葉であいさつをするようにしましょう。

初対面なら → Hi, Hello あたりでいいです。

仲良くなったり、知り合いならば → Hey, Yo, Mate あたりでいいです。

日本とは違って仕事の場合でもこういった感じになります。当然人によって気にする人もいるので、知り合いでも Yo とかは大丈夫そうかチェックしておく必要はあります。

僕は上司にも Hey Steve, といって話しかけます。さらに近い人なら Hey man/mate, Yo あたりをよく使っています。日本だとありえないでしょうがこれが自然なのです。

Nice to meet(see) you も自然ですが少し硬いかもしれません。出会った最初に言うよりは話した後に It was nice meeting you といったほうがいいかもしれません。

Sir とか Ms とかをつけてかしこまらないといけないのは、一流のホテルとかレストランで接客をするといくらいでしょうか。僕自身もほぼ使ったことがないです。

お辞儀・会釈

日本ではお辞儀や会釈をして相手への尊重を示します。初めて会う人や大切な人に対してする文化的で大切なマナーですね。

その一方で英語圏では握手・笑顔がお辞儀・会釈にあたります。

もしも「NIce to meet you」といいながらお辞儀をされたらどういった印象を受けるでしょうか?違和感がありませんか?

それとは逆に直立で「初めまして」と言われたらどうでしょうか。ありえますが少し変というか失礼だと感じる人もいるでしょう。

このように日本語と英語を混ぜるとおかしなことになってしまうので言葉と振る舞いを一致させるようにしましょう。

うなずき・相槌

日本人的な振る舞いでよく指摘されるのがうなずきや相槌です。

人の話を聞いているときに「うんうん」と言いながらうなずいていませんか?英語での会話でこれをすると以下のメッセージを相手に送ることになります。

  • 「あなたの話を聞いていますよ」というメッセージ
  • 「言っていることを理解した(もしくは同意する)」というメッセージ

日本語の相槌は1つめのメッセージだけですが2つめは意図していないと思います。しかし英語では2つめのメッセージが含まれます。

声に出しても出さなくてもうなずいた時点で”Yes”の意味にとられるので、ここで誤解を招くことがあります。

それが理由かはわかりませんが英語でのコミュニケーションでは”Yes”と伝えたい場合以外ではうなずかないほうがいいです。

何も反応しないと手持ちぶたさというか違和感がある場合は言葉だけで反応するといいです。なぜなら”Yes”か”No”かもしくは保留”okay”とか”yeah?“とか”really?“で反応することができるからです。

感嘆や抑揚をつける

英語ネイティブは話し方が大げさだったり感情的に聞こえたりしませんか?全員がそうというわけではないのですが、その傾向が強いと思います。

どういった具合に感情をのせるのかというと

  • 単純にうれしい・楽しい時・何かに驚いたとき
  • 感謝を示すとき → Thank you という言葉だけでなく感情をのせて本当にそう思っていることを示す(実際は思っていなくてもする人が多い)
  • 状況再現するとき → 過去の話をしていてその時に思ったことをその時の感情をのせて言う

あくまで平常時でのコミュニケーションですが、こういった時によく大げさに話すことが多いと思います。

大げさに言うくらいが英語ではちょうどいいとよく言われます。もし抑揚がなくフラットに話すと、本当にうれしいと思っているのかとか話が嘘っぽいという風に聞こえるようです。

日本語ではフラットに話す人が多いと思います。英語を話すときはわざとらしく大げさに話すとちょうどいいくらいになります。

僕はわりとフラットに話すタイプなのでたまに本当にうれしいのかとか聞かれたことがあります(笑)。文化的な違いですね。

英語の反射

冒頭でも少し触れましたが、驚いたときなど反射的にでる言葉は日本語と英語で全く違います。

日本人は当然日本語での反応をするでしょうが、英語で話しているのに急に日本語での反応がまざるとすごく不自然だし、ネイティブからするとかなりおかしく聞こえます。

たとえば以下のような反応と言葉を英語のものに変えていきましょう。

痛かったとき → 「いった~」 → 「ouch…」

失敗したとき → 「あっ」「あちゃ~」 → 「oops!」

(他の人が)失敗したとき → 「あ~あ」 → 「Oh no」「Uh oh」

否定・同意しないとき → 「いや~」 → 「nahhh..」

考えているとき → 「う~ん」「えっとね~」 → 「hmmm」「well…」

相槌(肯定)するとき → 「うん」 → 「uh huh」「yes」「yup」

ほかにもたくさんありますので調べて使っていきましょう。かなり変に感じると思いますが慣れれば自然に聞こえてきますし、すくなくとも相手は自然に感じます。

自分の意見を言う

英語でのコミュニケーションでは自分の意見を言うことが大切です。これは言葉づかいではなく振る舞いを変えることの1つです。

日本では自分の意見をあまり言えない人が多いです。理由としては「相手が嫌な気持ちになるかも」とか「自分の意見が否定されたらどうしよう」といったことを考えているからだと思います。

英語ネイティブはどうかというと、実は彼らも同じような不安をもってます。ただそれよりも自分の意見をあいてに言いたい気持ちのほうが相対的に強い人がおおいだけです。

1対1ならば自分の意見を言いやすいと思います。もし反対されても1対1のままなので精神的にまだ楽です。

しかしたとえば4人で話していて、ほか全員が反対だったら3対1なのでリスクが高くなります。これはネイティブでも同じで自分の意見をあまり言わなくなる人もいます。僕の友達にもそういうタイプの人がいます。

残念なことに自分の意見を言わない人は卑怯だとか会話に参加する気がないといった印象を持たれてしまいます。自分の意見は否定されて嫌われるわけではないので積極的にいうようにしましょう。個人的にも意見は違うのが当たり前だし、違ったほうが面白いと思います。

Noと言う・嫌なら立ち去る

Noと言えない日本人とはよくいったものです。自分の意見を言えないということに関連していますが、嫌なことや本当は違うと思ったことを相手に言えない人が多いと思います。

これも意見が言えない理由と似ていると思いますが、Noといったことをきっかけに相手に嫌われたりすることを恐れている人が多いように感じます。

言ってしまえばそれで嫌われるならば嫌われたほうがいいのですが、日本でのコミュニケーションのクセで言えなくなる人は多いです。

英語圏では、他の人が我慢したりいやいや何かをしてもらうのは申し訳ないと感じる人が多いです。とくに英語圏の文化は嫌なことをはっきりと伝えることによって変わってきていますから、我慢することは良いことだとは思われていないように思います。

我慢するよりも自分の意見を言って社会やまわりの人たちを変えるというのが正義というか民主主義的なアプローチだという考えが強いと感じます。そうでなくてもその場からさっさと立ち去るのがお互いのためだと割り切ることも大切だと思います。

ですのでその考えにのっかって嫌なことははっきりとNoというように心がけましょう。そうしたほうが結果的に他の人から好かれたり信用されるようになっていきます。

まとめ

英語を使っているときのあなたは日本人ではないと思い込んでください。そのうえで言葉遣いや振る舞いを変えていきましょう。そうすることで英語力の上達や自然な英語、さらに英語圏の考え方を学んでいくことができます。

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Takto

セルフィー

海外(オーストラリアとイギリス)在住歴計10年ほどの takto です。ブログを通じて英語の勉強をサポートできればと思っています。

経歴:

  • 大学生の時にTOEIC330点から英語学習を開始
  • オーストラリアの語学学校へ留学・そのあとの大学院留学時にIELTS 6.5達成
  • 大学院修了時にIELTS 7.5達成
  • そのまま現地企業にエンジニアとして就職

プロフィールその1:ブログ主の過去と転換点

プロフィールその2:希望とともに行動に移す

プロフィールその3:絶望的な英語力と上達しないフラストレーション、そして道が開ける


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