僕が考える日本の英語教育の問題点と注意すべき点

takto, 2020 April 29

Category: 英語学習ガイド

日本の学校での英語教育に対する僕の考えを書きます。過去の自分がいた状況や一般的に認知されている学校での英語教育をもとにして、問題点とどうすればいいのかについて解説しています。

この記事は本の英語教育を変えることが目的ではなく、問題点を認識することによって英語を本気で勉強したいと思っている人がどういったことをして英語学習の成果を高められるかについて書くようにしています。

この記事を読んでくれる人の役に立てばうれしい限りです。

目次

ほとんどの人は人生で英語を必要としない

まず始めに言っておきたいことは英語はそもそもほとんどの人に必要ないということです。人生で日本人が英語を必要とする確率はまだまだ低いです。

それなのに英語は学校で必修科目であり、学生の多くの時間を使って必要のない英語を学ばせているように思います。

こうした教育環境からおきる問題点やそれに対する個人の対策を僕の考えとして書いていきます。

使わないものを勉強しても時間の無駄

実際ほとんどの人が英語を使っていないでしょう。そういったことは子供にもわかるので、なぜ勉強するのか疑問に感じると思います。

家庭では英語を使うことはないでしょう。親が外国人である場合は別ですが、その場合は親と英語でもコミュニケーションするの必要があるので英語を学ぶ理由としては十分すぎるでしょう。

学校生活はどうでしょうか?クラスメイトはほぼ日本人でまれに外国人の生徒がいるかもしれません。しかしそういった生徒は日本語を学んでいるでしょうからやはり英語で話す必要はないでしょう。

では大学ではどうでしょうか?授業が日本語で行われるのでやはり日本語で十分生活できるはずです。英語の勉強のために英語で授業をする大学や講義もあるようですが、海外で就職するような人でなければ結局は英語を使わないでしょう。

もしくは研究のために英語の論文を読む必要がある、といった事も考えられますが、今では簡単にネット翻訳できるのであまり必要性を感じません。ムリに英語を使おうとすると肝心の専門知識の習得がうまくいかなくなる危険もあります。僕からすれば専門知識のほうがよっぽど価値があると思います。

いざ社会人になっても英語をほとんど必要としないのは多くの人が感じていると思います。ビジネスのあいては日本人で国内での業務が多いでしょうから当然英語を使う必要はないでしょう。

外資系の企業では英語を使うかもしれませんが、この時点で限られた人たちしか行かないでしょう。英語を社内公用語にしている企業もあるようですがそういった会社に行きたいのであれば必要でしょう。しかしそれもごく一部の企業でそこに就職する確率を考えるとやはり子供の頃から全員が英語を勉強する理由にはならないでしょう。

興味のあるものを勉強するほうがいい

個人によって興味があることは様々です。子供や学生でも時間は限られているので、他に学びたいものがあるならそっちに時間を使うべきでしょう。

学校教育での辛いところは興味がないことも強制的に勉強させられることだと思います。

つまらないと感じる勉強をさせても、だらだらと勉強してしまい効率が悪くなってしまいます。そうした時間の使い方をするよりも興味のあることを集中的に学んでいったほうが成長も早いので効率的だと思います。

もし後で英語を勉強したいとおもったら、その時に勉強すればいいとおもいます。そうすれば小・中・高で英語の勉強にかけた時間よりも少ない時間で学習でききます。

皆ですべて同じことを同じように勉強する必要はない

人によって好き嫌いや得意不得意があります。英語に関しても好き嫌いが分かれるし、すぐに上達するひともいれば苦戦する人もいます。

同じ勉強方法でも大きく差が出てしまうのは、人によってやはり勉強の仕方があうかあわないかがあるのだと思います。そういったことも含めて英語の勉強の仕方にも個人によってバリエーションがあっていいと思います。

もし学校での英語教育があわなければチューターを利用したり、自分に合いそうなサービスを利用すればもっといい勉強方法が見つかるかもしれません。

英語を学びたい人と学びたくない人が一緒に勉強させられている

これは学校のクラスという特殊な環境にいるせいで起きてしまう問題です。

当然学校側の都合もあるのでこれを変更するのは難しいかもしれませんが、勉強の結果を求めるのならば英語学習の意欲や目的によってクラス分けをしたほうがいいと思います。

その理由を具体的に書いていきます。

学校には英語を勉強したい人としたくない人がいる

学校ではクラスに30~40人くらいの学生がいますが、ひとりひとり英語に対する意欲が大きく違うでしょう。僕の勝手な予想では、もし英語の勉強をしなくていいと言われたら

  • 勉強しない人が2割くらい
  • とりあえず将来のために勉強を続ける人が7割
  • 何を言われようが英語を勉強したいという人が1割

これくらいの割合でわかれるのかなと思います。僕がここで言いたいのはそれぞれ何割くらいの人がいるかよりも、モチベーションの違う学生が一緒に勉強することの問題です。英語の勉強にやる気がある学生とない学生を一緒にして勉強すると次のような問題がおきます。

やる気のない人が他の人のモチベーションを下げる

もし自分が英語が本当に好きで勉強したいと思っていても、まわりのやる気がなかったらどう感じるでしょうか?

だるそうに授業を受けたり、一緒に作業するときも嫌そうにされるとそういった雰囲気に影響をうけてしまいかねません。とくにそんな状況が3年や6年(中学高校)も続けば英語学習の成果にも大きな影響を与えてしまいます。

ちゃんと発音すると笑われる

これはどこでもよくあることでしょう。とくに英語のやる気がない人は真面目に勉強してしっかりと発音しようとする人を馬鹿にしたりします。

「なにカッコつけてんだよ」とかはいまだによく言われるのではないかと思います。日本語訛りの英語がいかに恥ずかしいか知らないがためにそんな反応をしてしまうわけですが。

こういった事がおきると本当はもっと英語力が伸びるはずの学生まで委縮したり遠慮してしまい、成長できなくなってしまいます。本当にバカげたことですが、やる気のある人とない人を一緒に勉強させていることがそもそもの間違いだと思います。

こいった事態を避けるためにはやはり同じような志を持った人でクラスを編成するのがいいと思います。もし学校でそういったことが出来ないのであれば、学校外でそういった学習環境を確保できるようにするべきだと思います。そうしないとやる気のない人に足を引っ張られてしまいます。

英語は教養ではなくただの道具

英語という道着を使って何をしたいか大切

英語はただの道具であり目的ではないということを聞いたことがあるかもしれません。僕もその意見に賛成で、「英語をうまくなりたい」とか「英語がしゃべれるようになりたい」という理由では英語の勉強をするべきではないのかなと思います。

英語がうまくなってから自分のやりたいことや欲しいものがあると思うので、そのために英語が必要なのであれば勉強するべきだと思います。

本来は大学に入るためとか仕事をみつけるために英語を勉強するのはちょっと違うと思います。もしこれが大学へ行って海外の大学と協力して研究がしたい、とか外資系企業に入社してそのあとに海外赴任して海外で生活したいといったものならば英語を勉強する理由は明白です。

前者が多くの人にとっての現実なのですが、センター試験などの画一的な試験によって必要ない英語まで勉強させられてしまうのは実に不幸なことだと思います。

ほとんどの学問や学業は日本語で学べる

実際には学校で英語が必修になっているのは英語が教養の一部という認識だからでしょう。グローバライゼーションで世界の人と競える・交流できるような教育というものがしたいんでしょうが、実際にどれほどの人が日本国外の人と関わりを持っているのかは甚だ疑問です。

先に言ったように英語は道具なので、英語で教養科目(数学、歴史、アート、哲学、、道徳など)を勉強するならわかりますがそもそも日本語で勉強できるので英語を使う必要はないでしょう。

英語が教養だとしても英語科目を終了したときに学生が何をできるようになるのかを見ていると問題点が見えてきます。

英語の成績がいい学生はこぞって単語の穴埋め問題や文法の選択問題に強かったりします。こういったスキルはどこで生かされるのでしょうか?教養科目は日々の生活を豊かにしたり将来の可能性を高めるものだと思いますが、英語の学校教育による成果を見るとそういったことに役立っているのかは疑問です。

英語を本気で勉強したい学生はどうすればいいのか

これまでに日本の教育における問題点を考えたときに、個人がどういった対策をして英語学習に臨めばいいのでしょうか?僕の考えを以下のようにまとめます。

  • 英語が本当に必要か確認する
  • 英語で何をしたいかはっきりさせる
  • 勉強に適した環境をつくる・もしくはそういった環境へ移る
  • やる気のない人や足を引っ張ろうとする人を避ける
  • 学校での英語の勉強方法に疑問を持ち自分にあった勉強方法を探す
  • 目的に沿った勉強の仕方で学習する

こういった点を考えて実行していく必要があると思います。与えられた学校教育や環境は画一的なので、必ずしも個人にフィットしません。それなのにただ受け身で勉強していても学生個人の成長をうまく促せないと思います。

英語学習に限らず、今の環境に疑問を持ち能動的に動いて自分に有利な状況をつくる努力が必要になってくると思います。

周りの環境は大事です

まとめ

今回の記事では僕の考える日本ンお英語教育の問題点について書いて、それらに対して故人がどういった対応をしていくべきなのか書きました。

主な問題点をまとめると次のようになります。

  • ほとんどの人は英語を必要としないのに必修科目として多くの時間を英語の勉強につかわされている
  • 英語を本気で勉強したい人がやる気のない人に悪影響を与えられている
  • 英語はただの道具なのに一般教養として扱われている

本気でええい尾を勉強をしたい人がこういった問題点から身を守るためにできる事として以下の点をあげました。

  • 英語が必要なのか再確認する
  • 本気で勉強できる環境をてにいれる
  • 自分にあう勉強方法で学習する

これを読んでいる人の中にもここで書かれているような問題に不安や不満を持っている人がいるかもしれません。そうした人たちが、今の環境を変えて思いっきり英語の勉強ができて成果を出せるようになることを望んでいます。

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Takto

セルフィー

海外(オーストラリアとイギリス)在住歴計10年ほどの takto です。ブログを通じて英語の勉強をサポートできればと思っています。

経歴:

  • 大学生の時にTOEIC330点から英語学習を開始
  • オーストラリアの語学学校へ留学・そのあとの大学院留学時にIELTS 6.5達成
  • 大学院修了時にIELTS 7.5達成
  • そのまま現地企業にエンジニアとして就職

プロフィールその1:ブログ主の過去と転換点

プロフィールその2:希望とともに行動に移す

プロフィールその3:絶望的な英語力と上達しないフラストレーション、そして道が開ける


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