p | b の発音のしかたとコツ:カタカナから英語の音へ

takto, 2021 February 10

Category: 発音の矯正と練習

  • 「pとbの発音が日本語っぽいから直したい・・・」
  • 「最後にくる「p」「b」は発音しなくてもいい?」
  • 「pとbのあとの音にうまくつなげられない・・・」

「p」と「b」の発音に関してはカタカナの「プ」と「ブ」で通じます。ただし日本人以外には変に聞こえます。なぜかというと母音を含んでしまっているのと、口をはじいてだす破裂音がすこし弱いという傾向があるからです。

この記事ではそんな「p」と「b」の発音を上達させてよりきれいに英語を話せるようになれるように発音のしかたとコツを図と音声付きで解説していきます。

「p」と「b」の発音のしかた

まずは「p」と「b」の発音のしかたを確認しましょう。

  1. 口を閉じる
  2. 唇をはじくと同時に音をだす
  3. 「p」の場合には喉を鳴らさない、「b」の場合には喉を鳴らす

pとbの予備動作

pとbの発音のしかた

サンプル音声:「pop」

サンプル音声:「boy」

日本語の「プ」と「ブ」に似ているのですでにある程度はできると思います。つぎに以下の2点に気を付けて発音してみてください。

  1. 「pu」や「bu」のように母音を含まずに発音する(「ウ」と言わないように短めに発音する)
  2. 最初に口を閉じるときに強めに閉じる

この2つのコツでより英語らしい音になるはずです。とくに1つめの「子音だけ発音する」というのは日本語ではほぼしないので、理解してできるように練習する必要があります。そうすれば他の音でも応用でき、いわゆる日本語訛りの英語から脱却できます。

ちなみに英語ネイティブが日本語を発音するときには逆に子音だけ発音してしまうことで英語訛りの日本語になります。友達がいたら教えてあげましょう:)

次の音へうまくつなげるコツ

さきほどの2つの発音のコツがわかれば「p」と「b」の発音は難しくないと思いますが、つぎの音をうまく発音する方法を解説します。

とくに日本人が苦手にする音の組みあわせが「p + l」「p + r」「b + l」「b + r」です。例えば「play」「practice」「block」「bright」などの単語で、唇をはじいた後にうまく「l」や「r」につなげられない人も多いかと思います。

こういった場合には「口を閉じたときに舌を移動しておく」ようにしましょう。

どういうことか図解すると以下のようになります。

1.「play」や「block」などの「p/b + l」の場合には舌先を前歯の裏にあらかじめつけておく

2.唇をはじいたときには既に舌が「l」の形になっているので音をつなげやすい

1.「practice」や「bright」などの「p/b + r」の場合には舌をあらかじめ引っ込めて舌先を立てた状態にしておく

2.唇をはじいたときには既に舌が「r」の形になっているので音をつなげやすい

こうすると舌が中途半端な位置にならずにしっかりと「l」と「r」を発音することができます。まずはゆっくりと発音して、慣れてきたら自然な速度で発音してみてください。

「l」と「r」の発音をまだ矯正していない人は↓の記事を参考にしてください。

英語の【L・R】の発音は舌の位置と声の高さの違いがわかっていないと使い分ける・聞き分けることが困難です。この記事ではLRの違いをはっきりとさせて、自分で正しく発音し、聞き分ける力も伸ばせるように書いています。

注意:まずはこれらの単音を練習してから音をつなげて発音する練習をしましょう。そうしないと間違った舌の位置や動きのまま練習をして変なクセがついてしまいます。

「p」「b」「l」「r」に限らずに他の発音記号でも同じようなテクニックを使うことができます。これによって余裕をもってよりきれいに流暢な英語の発音ができるようになっていきます。

「p」や「b」で終わる場合

もし単語や英文が「p」や「b」で終わる場合にもはっきりと発音しましょう。

ネイティブが話しているときに最後の「p」や「b」を発音していないということがよくあります。しかしネイティブでない僕らがこれをマネするのはよろしくない、というのが僕の考えです。

なぜかというと「p」と「b」をしっかりと発音することでなんと言ったのか相手にとって聞きとりやすくなるからです。かっこよさよりも聞きとりやすさを重視していきましょう。

たとえば「pop」を「poプ」のように母音を含まないように注意です。いくつか「p」と「b」で終わる単語を集めたので練習してみてください。

単語発音記号
keepki:p
stopstɑːp
cupkʌp
steepsti:p
単語発音記号
clubklʌb
webweb
globegloʊb
grabgræb

単語の発音は発音記号をひと通り矯正・練習しておかないと間違った発音で覚えてしまいます。なのでまずは発音記号を単体でただしく発音できるようにしてから練習するようにすることをおすすめします。

まとめ

この記事では「p」と「b」の発音のしかたとコツについて解説しました。内容をまとめると以下のようになります。

  • 「p」と「b」は口を閉じてはじくと同時に音を出す(「p」は喉を鳴らさないで「b」は鳴らす)
  • 母音を含んで「pウ」「bウ」にならないようにする
  • 強めに口を閉じてからはじくとより聞きとりやすくなる
  • 口を閉じたときに次の音を出す準備をする(とくに「l」と「r」につなぐとき)
  • 単語や英文が「p」や「b」で終わる場合にもはっきりと発音する

これで「p」と「b」の発音がよりきれいな英語の音になったと思います。あとはこの発音を自然とできるようになるまで練習しましょう。

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Takto

セルフィー

海外(オーストラリアとイギリス)在住歴計10年ほどの takto です。ブログを通じて英語の勉強をサポートできればと思っています。

経歴:

  • 大学生の時にTOEIC330点から英語学習を開始
  • オーストラリアの語学学校へ留学・そのあとの大学院留学時にIELTS 6.5達成
  • 大学院修了時にIELTS 7.5達成
  • そのまま現地企業にエンジニアとして就職

プロフィールその1:ブログ主の過去と転換点

プロフィールその2:希望とともに行動に移す

プロフィールその3:絶望的な英語力と上達しないフラストレーション、そして道が開ける


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