英語で挫折しないためには楽しい勉強法もとりいれましょう

takto, 2020 November 14

Category: 英語学習ガイド

  • 「どうせ英語の勉強をするなら楽しいほうがいい。」
  • 「挫折したくないからなるべく楽しめる勉強法を知りたい。」

と思っている人は多いかと思います。とくに英語が嫌いな人はつまらない勉強ばかりだと挫折しやすいものです。

この記事では僕が実際に試してみてうまくいった楽しい勉強法について紹介していきます。個人差はあると思いますが試す価値ありだと思うので参考にしてもらえると嬉しいです。

洋楽を使う

個人的に一番楽しくてさらにかなりの効果があったので最初に書きます。

洋楽を使うことで音楽を楽しみつつ英語力を伸ばすことができます。とくに以下の2つの練習にもってこいです。

  • 歌詞をみながら歌う:発音の練習
  • 歌詞からフレーズを学ぶ:単語・イディオムの勉強

実際にどうやって勉強していくのかひとつづつ紹介していきます。

歌詞をみながら歌う

洋楽は歌うことで発音のいい練習になります。歌うのが好きな人にはかなり楽しい勉強法で発音まで上達するのでおすすめです。

ただ1つ注意してほしいのはこの勉強法の前に発音記号と単語の発音をできるようにしておくことです。

なぜかというと洋楽を歌うということは英文を発音するということで、英文は単語からできており、さらに単語は複数の発音記号からできているからです。なのでまずは発音記号と単語をきれいに発音できるようにしておかないとうまくいきません。

これらの練習については「英語は発音記号を練習すれば通じる【海外歴10年が確信】」を参考にしてください。

さて、発音記号と単語をきれいに発音できるようになったら洋楽を歌うことで「口や舌を正しい位置にもってくる」や「音のつながりをうまく発音する」というような練習を効率的にたくさんすることができます。

たとえば僕は「Backstreet Boys」の曲でよく練習してました。試しに「The One」という曲の歌詞を見てみると

「I guess you were lost when I met you」

という部分があります。これをきれいに発音するにはそれぞれの発音記号を正しい口の形や舌の位置で音をだし、単語どうしの音をうまくつなげる必要があります。

ここで発音記号と単語の発音をきちんとできていないと間違った口の形や舌の位置で音だけをマネようとしてしまいます。

しかしこれらができるようになっていればどう発音するべきかがわかっているので、お手本の歌を聞いて微調整することですぐにきれいに発音できるようになります。

こういった練習が発音を上達させるのに重要なポイントで、洋楽を歌うと楽しい上にかなり濃密に練習できます。そして自分の発音の上達がすぐにわかるので効果は絶大といっても過言ではないです。独学なんで音痴でも関係ないのがまたいいところです:)

読んでわかる歌詞からフレーズを学ぶ

洋楽を使ったもう一つの勉強法が歌詞にでてくるフレーズを学ぶ方法です。

すべての歌詞を理解する必要はありません。たとえば意味不明な単語は調べるときりがないので基本的には調べなくていいと思います。実際に海外に住んでも1年に一回も使わないような単語もありますからね。

しかし知っている単語についてはそのほかの単語との組み合わせ(フレーズ)を学ぶようにしましょう。

とくに動詞・前置詞・形容詞・副詞などをフレーズとして覚えるとスピーキングやライティングで使いやすいです。

たとえば「Backstreet Boys」の「I Want It That Way」の歌詞を見てみるといろんなフレーズがでてきて、それらからパターンを学ぶことができます。

歌詞フレーズ学べるパターンと応用
「I want it that way」want something ~ (i.e. I want it clean.)
「Can’t reach to your heart」reach to + something/someone
「Tell me why」Can you tell me why? / Tell me why you like it.
「No matter the distance」No matter + something (i.e. No matter the price, I want iPhone.)

歌詞は口語(話し言葉)なことが多いので文法的なことは細かいところまで気にしないほうがいいです。

こういった具合に歌詞からフレーズを学んで実際の英会話やライティングでも使っていくのがおすすめです。

参考書で勉強するよりも歌っているとかなり覚えやすいですが、効率がいいとは限りません。なのでなるべく早く英語力を伸ばしたい人はこの方法に頼りすぎないように注意しましょう。

洋楽での勉強法まとめ

以上、洋楽での発音とフレーズの勉強法でしたが、個人的にはこれが英語の独学で一番楽しかったです。

注意点をあげると:

  • 発音記号と単語の練習が終わって、英文の練習に入ってから始めるのがいいでしょう。(そうしないと間違った発音のしかたで練習してしまうので逆効果というか「なめらかだけど何言ってるかわかんない発音」になってしまいます。)
  • 歌詞の意味はわからなくてOK(あくまで発音のトレーニングなので単語を調べたりしていたら時間がいくらあっても足りません。)

これらの点に気をつけて勉強してみてください。

ちなみに洋楽でリスニングを練習するのはおすすめしません、まずムリです。

日本語でも歌詞がないと難しいですが英語だと余計に難しくなります。

「歌詞を見ながら聞けばいいじゃない」と思うかもしれませんが、それだと聞く英語が先に分かってしまうのでリスニングの練習になりません。

ゲームで英語を使う

ゲームで英語を使っていけば楽しみながら勉強することができます。主に2つの方法がおすすめです。

  • オンラインでのチャット(読むリスニングと書くスピーキング)
  • 日常的なシーンが多いゲーム(読むリスニング・単語・文法・イディオム)

ゲームによってもかなり違いますが、オンラインでのチャットでの英会話や日常で使われる英語に触れることができるのがゲームを使った楽しい勉強法です。

オンラインでのチャット

オンラインなら世界中の人と英語でチャットをするチャンスがあります。

英語ネイティブ以外でも参加する人が多く、変な英語なんかも混ざりあいつつ会話をすることになります。

他の人が間違った英語を使っていても会話が成立していたりするので、「ちゃんとした英語を使わなきゃ」というプレッシャーを感じることは少ないかと思います。

とにかく間違ってていいので英語を使う、そして他の人の英語を盗むようにしていけばゲームを楽しみつつ学んでいけるかと思います。

たとえば協力プレイをするゲーム(FPSやMMORPGなど)になると仲間とコミュニケーションをとる機会が多くなるので英語の練習に向いてます。

さらにゲームで勝つという目的があるのでまさに「英語を使って何かを達成する」という状況になり、英語力を伸ばすいい理由になります。

うまくコミュニケーションができなかったりするとフラストレーションがたまるときもありますが、基本的には楽しいのでおすすめの勉強法です。

日常的なシーンが多いゲーム

ゲームによってはファンタジー的な要素が強かったり、特殊な言葉をたくさん使うものがありますが、使える英語を学ぶならやはり日常的なシーンの多いものがおすすめです。

それなら理解しやすいのはもちろん実際に使いやすい英語を学ぶことができます。

たとえばオフラインのゲームであっても日常的なシーンが題材になっているものなら使いやすい単語を覚えることができます。シミュレーションゲームなんかは現実ですることをゲーム化しているものが多いので英語の勉強に向いていると思います。

  • Civilization
  • Planet Coaster
  • Farming Simulator

などなどいろいろあるのでおもしろそうなものをやってみましょう。

個人的には「Cities Skylines」にはまって都市開発やマネージメント系の単語やフレーズなんかが身につきました。

1つ問題点としては、英語のレベルが難しくなりがちということです。なぜかというと英語学習者向けにつくられているわけではないので一般的でない単語やネイティブの言い回しがたくさんでてくるからです。

なので全然わからないという場合には諦めてゲームを楽しんだほうがいいでしょう。あくまで楽しいと感じられないと続かないですからね。

英会話イベントや交流会

楽しい英語の勉強といえばやはり英語で人とコミュニケーションをとることです。英会話の実践練習にもなるのでどのレベルの人もとり入れるべき勉強です。

イベントに参加する

まずは住んでいる地域で英会話を目的とした交流会のようなものを探して参加してみましょう。

たとえばMeetupとか勉強会のようなものです。

大切なのはそこで日本人とも英語で話すことです。レベルにもよりますが英語を勉強をしている人たちなら英語で話すことを嫌がる人はいないでしょう。

気持ちよく話せる人がいれば最高ですが、いなければさっさと他の交流会に参加するのもいと思います。やはり人とは相性があるのでいくらか数をこなさないといけないのがネックですが、無料で英会話の練習相手を探すのは大変なのでそこは我慢しましょう。

もしお金を払ってもいいというならオンラインで英会話の相手を探すのも良いと思います。とくに1対1での英会話になるようにすると費用対効果も高くなりやすいです。

近場になければ主催する

もし身近に交流会といった英語を話す機会がない、という人は自分で主催するというのもひとつの方法です。

あなたと同じように英会話がしたいけどそういった場がなくて困っている人はいるものです。

たとえばFacebookやMeetupなどを使ってイベントをつくってみましょう。意外と人は来てくれるし、ほとんどの人は主催者にはやさしくしてくれるので参加者と一緒に楽しめるはずです。

参加する・主催するのいずれにせよ英語を使うようにしましょう。言いたいことが言えないから結局は日本語でのおしゃべりになる、というのはあるあるです。

そういう時にはまず相手に訊いてみる(もちろん英語で)、そしてわからなかったら一緒に調べる、というようにして常に英語を使うようにしましょう。

たとえば「スマホの充電したいんだけど電源ある?」と英語でどう言えばいいのかわからない場合にはとりあえず知っている単語で何とか相手に言ってみます。

「My phone doesn’t have…. power / battery / electricity / energy」など思いつくもので大丈夫です。そして「Where is power / battery / electricity / energy?」と言えば伝わるでしょう。もし伝わらなかったら言い方を一緒に調べればOKです。

このようにしてとにかく英語で会話するようにしましょう。英語を使わないなら家で自習してたほうがマシだと思ってください。

英語で日記やブログを書く

書くのが好きな人向けですが、英語で日記やブログを書くのも楽しめる勉強法です。

まずは英語で書くことになれることが重要です。書くことが浮かばなかったりネタ切れになったらその日にしたことをひとつづつ書いていくだけでもいい練習になります。

英語で書くコツ

最悪でも箇条書きで「I studied English at 10am this morning.」というような簡単な文をまず書き、それから装飾していきましょう。

さらにその文に対して「5W1H」を使って自問自答していくようにすると書くことが見つかりやすいです。

  • 「I studied English at 10am this morning and finished at 1pm.」「Why did I finish at 1pm?」
  • 「I studied English at 10am this morning and finished at 1pm because I was tired and hungry.」「What did I do after that?」
  • 「I studied English at 10am this morning and finished at 1pm because I was tired and hungry. Then I went out for lunch….」

という感じで頭の中で自問自答していき、書き足していくようにすると結構書きやすいかと思います。

書いた日記やブログを添削してもらう

ライティングを成長させるのに欠かせないのが添削してもらうことです。正直言って気が乗らない人もいるかと思いますが、勉強のためと腹をくくってだれかに読んでチェックしてもらいましょう。

そうすることでいろんなミスやアドバイスを受けることができるので、それらを次にかくときに生かしていきます。

これを繰り返していくことでインプットとアウトプットのバランスをとりつつライティングを練習していくことができます。

何を添削してもらうかというと

  • 文1つ1つの文法
  • 自然な単語を使っているかどうか
  • 文章の構成
  • パラグラフの構成
  • 内容の論理性やメッセージ
  • スペル・大文字小文字・コンマなど

といったことをチェックしてもらいましょう。

さらにどうやってライティングすればいいのかコツなどを教えてもらえれば最高です。

このブログでもライティングの勉強法を紹介しているので参考にしてみてください(もうちょっと真面目というかガチ向けな内容です)。

「楽しい」英語の勉強法だけでは足りない

ここまで楽しい英語の勉強法を紹介してきましたが、これらは学習効率が良くないものも多いです。

よくある聞き流しや映画をみるといった勉強法で「勝手に英語がよくなる」というのは幻想なので期待してはいけません。自分から英語を使っていくことでやっと学習できます。

なので楽しい勉強法をとりいれつつも英語学習の効率のいい勉強法もしていく必要があります。とくになるべく短期間で英語力を伸ばしたいという人は体系だった勉強法が大切です。

英語力を段階的に伸ばすための勉強法を「英語学習のロードマップ」という形で下の記事で紹介しているのでそれを参考にしてみてください。

英語学習は長く険しい道のりで、多くの人が成果が出せずに苦悩しています。この記事ではそんな人たちの助けになるように英語学習のロードマップを公開します。オーストラリア・イギリスに計10年住む僕が実践した「海外で暮らし・働くための英語」を手にするための過程と勉強方法です。

まとめ

今回はどうせやるなら楽しく英語の勉強がしたいという人へ、僕がおすすめする勉強法を紹介しました。まとめると以下のようになります。

  • 洋楽で発音の練習とフレーズの勉強
  • 海外勢とのゲームでのチャットやシミュレーションゲームで英語を学ぶ
  • 英会話に参加する・イベントを主催する
  • 日記・ブログを書き、できれば添削してもらう

何が楽しいかは個人の好みがあるので参考までによんでもらえたらいいかと思います。ここで紹介したことの他にも自分の興味があること、スポーツや読書などに絡めて自分なりに楽しいと感じる勉強法を探してみるといいかと思います。

本文の最後でも書きましたが、楽しい勉強法だけでなく体系だった勉強法をとりいれていくことで「楽しい」と「学習効率」のバランスをとりつつ勉強していくのがベストかと思います。

こうした勉強のしかた以外にも、英語の初心者は精神的にもつらいときがやってきます(うまく英会話ができなくて凹んだり、何度も同じ単語がでてきても忘れてしまったり)。

そうした気持ちの面でも英語を上達させるために必要なことについて下の記事で紹介しています。自分の目標を達成するために利用してもらえるとうれしいです。

英語の初学者にとっては将来的にペラペラに話せるようになったり英語で仕事をするような自分の姿はなかなか想像しにくいと思います。何事も学び始めがつらいもので、この記事では初心者の人に向けた勉強法と英語学習の考え方について参考になるものを紹介していきます。

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Takto

セルフィー

海外(オーストラリアとイギリス)在住歴計10年ほどの takto です。ブログを通じて英語の勉強をサポートできればと思っています。

経歴:

  • 大学生の時にTOEIC330点から英語学習を開始
  • オーストラリアの語学学校へ留学・そのあとの大学院留学時にIELTS 6.5達成
  • 大学院修了時にIELTS 7.5達成
  • そのまま現地企業にエンジニアとして就職

プロフィールその1:ブログ主の過去と転換点

プロフィールその2:希望とともに行動に移す

プロフィールその3:絶望的な英語力と上達しないフラストレーション、そして道が開ける


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