更新日:2020/11/12
こういった悩みや疑問に答えたいと思います。具体的には
- “how to”の意味がわかる
- “how to”を使っていろいろな文章をつくれる
- “how to”でよく使われる言い回しを学べる
- “how to”文法の応用を知る
の4つを目標に書いていきます。
記事の内容
“how to”の意味
“how to ~“で「~するやり方」という意味になります。
日本語で「ハウツー本」というのを聞いたことがあると思います。なにかの「やり方」がわかる本のことですね。
たとえば以下のような意味で使われます。
- how to study:勉強のしかた
- how to play:遊び方
- how to use:使い方
ほかにもいろいろな動詞との組合わせで表現をつくることができる便利な文法です。
“how to”文法の使い方
つぎに、”how to”の前後に何を言えばいいのか?という疑問に答えます。
- “how to”の後になにをつけるのか
- “how to”の前になにをつけるのか
いついて解説していきます。
“how to”の後になにをつけるのか
“how to + do (something)”が文法のルールです。覚えておくべきポイントを3つまとめて解説します。
文法のポイント | 解説 |
---|---|
動詞(の原型)が「how to」のあとにつく |
|
動詞の対象(something)はあってもなくてもいい | つける・つけないの判断は、会話の流れで
|
「how to do (something)」でひとつの意味の塊になる。 |
ただし2つめの例文のように、”How to do something”から文を始めるのはあまり一般的でないです。日本語の文法の順番ではこっちのほうが自然なんですけどね。 |
“how to”の前になにをつけるのか
一般的に”how to”の前には以下のような言葉をつけます。
- Someone does “how to ~”
- Something does “how to ~”
たとえば以下のような語句をつけることができます。
よくある”how to”を使った言い回し
まずは何かの「やり方」がわからないときや聞きたいときの”how to”を使った言い回しです。
つぎに、何かのやり方を知っているときや他の人に教えるときの”how to”を使った言い回しです。
これらの例文をカスタマイズすればいろいろな”how to”についての文章をつくれます。
とくに以下の表現を覚えておくと日常生活でも役に立ちます。
- how to use(何かの使いかた)
- how to buy(何かの買い方)
- how to go to / get to(どこかへの行き方)
- how to say(何かの言い方:わからない英単語を聞くときに使える)
また、会話では”how”の後を省略することもあります。
とくに”to do something”の部分がお互いにわかっているときに省略します。
たとえば以下のようなセリフです。
“Hmm… I can’t start this washing machine. Do you know how?”
(Do you know how to start this washing machine?の略。)
“how to”文法の応用
つづいて”how to”の応用として以下の2つを紹介していきます。
- 否定形”how not to”
- 5W1Hの応用
これらの2つともよく使われる文法なので、覚えておくと便利です。
それではひとつずつみていきましょう。
否定形”how not to”
“how not to”で「~しないやり方」や「~しない方法」という意味にすることができます。
たとえば以下のような表現で使います。
例文でもわかるとおり、「失敗しない方法」とった言い方でよく使います。
5W1Hの応用
“how to”の”how”はほかの5W1Hをあてはめることでその文法を応用できます。
↓の表にあるとおり、どの”W”を使うかによって意味が変わります。
疑問詞 | 例 |
---|---|
what to 「~するのか」 | I don’t know what to eat. (何を食べようか思いつかない。) |
who to 「だれを~するのか」 | I don’t know who to eat with. (誰と食べようか思いつかない。) |
where to 「どこに~するのか」 | I don’t know where to eat. (どこで食べようか思いつかない。) |
when to 「いつ~するのか」 | I don’t know when to eat. (いつ食べようか思いつかない。) |
why to 「なぜ~するのか」 | I don’t know why to eat so quick. (なんでそんなに速く食べるのかわからない。) |
これらは英会話でもよく使う表現なので覚えておくと便利です。
「what to do」については別の記事で詳しく解説しているので参考にどうぞ。
英語の勉強をしていて「I don't know what to do.」のような表現に出くわしたことがあるかもしれません。文法的におかしく見えるし何なのかよくわからん、という人へ「what to do」の文法と使い方について解説していきます。
まとめ
今回は”how to”の意味とその使い方を解説しました。
簡潔にまとめると、”how to do something”で「~するやり方」という意味になります。
また、”how to”を使ったよくある表現には以下のようなものがあります。
- how to use(何かの使いかた)
- how to buy(何かの買い方)
- how to go to / get to(どこかへの行き方)
- how to say(何かの言い方:わからない英単語を聞くときに使える)
これら以外にもさまざまな動詞やその対象と組み合わせて文章をつくることができます。
さらに”how to”の応用として↓の2つを紹介しました。
- 否定形:”how not to do something”「~しない方法」
- what / who / where / when / why + to do something
“how to”と同様によく使われる表現なので覚えておくと便利です。
あとは英会話やライティングでどんどん使っていけば、”how to”文法を「聞いたときに意味がスッと理解できる」「言いたいときにパッと頭に浮かぶ」ようになります。
この記事でインプットは十分なはずなので、あとは積極的に”how to”を使ってアウトプットしていきましょう!