【1度でネイティブに伝わる】単語の発音を手に入れる方法

takto, 2020 June 2

Category: 発音の矯正と練習

「英会話で自分の英語が伝わらない」

「単語を何回も言い直さないとわかってもらえない」

「英語の発音が大事だって聞いたけどどうやって勉強すればいいの?」

といった悩みや疑問をもっている人へ、1度言えばネイティブに伝わるほどのきれいな単語の発音を手に入れる方法を解説します。

紹介する練習の手順は

  • シラブルに区切っての発音練習
  • 短い単語:母音がひとつとアクセント1つ
  • 長い単語:複数の母音とアクセント1つ
  • 長い単語:複数の母音とアクセント2つ

と進んでいきます。さらに日本人がとくに知っておくべき発音のコツを以下の3つ解説しています。

  • 母音の”ə”の発音をしっかりとする
  • 口のパーツをあらかじめ移動させておく
  • 最後の音をしっかりと発音する

この記事を読みながら練習すれば、1度言うだけでネイティブに伝わる単語の発音ができるようになります。

発音矯正のロードマップをたどっていきましょう

目次

発音の勉強ステップ

単語の発音をはじめる前に、おすすめする発音の勉強の手順について書いておきます。

  1. 発音記号のみ
  2. シラブル・単語

いきなり単語や文の発音はむずかしすぎるのでおすすめしません。

たとえば”I woke up at seven this morning.“という一見簡単に見える英文をしっかりと発音するためには発音記号を正しく発音できることが大前提です。

さらにそれぞれのシラブル・単語を発音できるようになり、文を正しく発音するためにはリンキングやイントネーションなどの練習も必要になってきます。

なのでもしまだ発音記号の発音をマスターしていないのであれば、↓の記事を参考にしてひとつひとつの子音と母音の発音を矯正してからこの先に進んでください。

発音記号を習得するのがネイティブ発音を手に入れる一番の近道です

【保存版】子音の発音をマスターするためのコツと詳細な解説【イラストつき】

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単語の発音矯正の方法

発音記号をひとつひとつ習得した人は単語の発音練習を始めましょう。

いきなり単語の発音を始める前に、まずはシラブルで2つや3つの発音記号を組み合わせた発音の練習から始めるのがおすすめです。

シラブル(Syllable)とは

a single unit of speech, either a whole word or one of the parts into which a word can be separated, usually containing a vowel

(Source: Cambridge English Dictionary)

日本語では音節と呼ばれているようです。要は単語を構成する母音を含んだ塊の単位です。

たとえば”Syllable”という単語は”syl-la-ble”となり、それぞれの発音は”sɪ”-“lə”-“bl”です。

見てわかるようにシラブルは複数の発音記号の組みあわせでできています。

シラブルから練習する理由は

  • 口のパーツの移動や変化を練習する
  • 有声無声の切り替えを練習する

この2つが目的です。

そしてシラブルが発音できるようになったら単語に移ります。

  • 短い単語(母音がひとつとアクセント1つ)
  • 長い単語(複数の母音とアクセント1つ)
  • 長い単語(複数の母音とアクセント2つ)

と難易度を上げながら上達させていきます。

単語の練習では新しくアクセントと母音の音の変化を知る必要があるので、これらの解説もしていきます。

それではまずはシラブルから練習していきましょう。

単語のまえにシラブルでステップアップしておきましょう

シラブルの発音練習

シラブルの練習では適当な単語を辞書で引いてそのシラブルを発音していくという練習をしていきましょう。

シラブルの発音練習の注意点は

  • シラブル1つをはっきりと発音する
  • うまくできるようになるまで複数のシラブルを発音しようとしない
  • 口のパーツ(口・舌・歯)の変化・移動を意識して練習する
  • 有声音と無声音の組みあわせを練習する

発音記号を書きながらむずかしめのシラブルをここで紹介するので、解説を読みながら練習に使ってみてください。

口のパーツの移動の練習

さまざまな発音記号(子音と母音)の組み合わせになるように下の表にまとめました。

シラブルをひとつひとつ区切った音として発音の練習をしてください。発音のコツを読んでもらえると発音しやすくなると思います。

シラブル単語発音のコツ
ɪn-teɪkintake“ɪn”は”ɪ”の口の形のまま”n”を発音すると同時に舌を上の歯茎と歯にあてます。口を閉じないように注意。
sɪg-nəlsignal“nəl”は”nə”で一回舌をはじいてすぐに”l”の舌の位置へもどします(さらに前歯の少し前まで舌を持っていくとよりきれいな”l”の音になります。
də-vɪ-ʒəndivisionスペルどおりの”dɪ”ではなく”də”なので注意。”ʒən”は”ʒə”で歯を噛みしめた状態から開き、舌を”n”の位置へもっていき発音します。口を閉じないように注意。
nʌm-bənumber“nʌm”は”n”で舌を上の歯茎・歯にあててはじき、”ʌ”の形に口を変形させて、”m”で口を閉じながら発音する。”bə”はアメリカ発音なら”bə:r”。
ɪm-plɔɪemploy“em”ではなく”ɪm”なのに注意。”plɔɪ”は”p”を発音するときにすでに舌を”l”の位置に置いておくのがコツです。そうすれば”p”と”l”の間に母音が入らないようになります。
rɪ-liːvrelieve“r”と”l”をしっかりと発音できるようにしましょう。”li:v”の”v”を母音”ʊ”が入らないようにしながらしっかりと発音しましょう。
θʌn-dəthunder“θʌn”をしっかりと舌を歯で挟んだ”θ”からはじめて”ʌ”の口の形にして”n”で舌を上の歯茎と歯にあてます。口を閉じないように注意。
ðəthe“ð”をしっかりと練習しましょう。theは使う機会がおおいのでしっかりと発音できるようにしましょう。
fæn-təmphantom“fæn”は”f”をしっかりと前歯を下唇に置き、”æ”では口を変形させながら音をしっかりと伸ばして発音し、”n”で舌を上の歯茎と歯にあてます。口を閉じないように注意。
wɪs-pəwhisper“wɪs”は”w”から”ɪ”へと口の形を変えながら発音し、”s”では歯を閉じて口を横に広げて発音します。

これらではまだまだ足りないので、さらに以下の方法で練習していきましょう。

  • 適当に英語の単語を見つける(Random Lists )などを使えばすぐにでてきます。
  • シラブルに分解する
  • 発音記号に直す
  • シラブルごとに発音の練習をする

ポイント:

  • 単語の意味はムシして、ただの発音の練習台として使う
  • いろいろな音のコンビネーションを練習する

語源をシラブルとして練習する

さきほどの表にもいくつか含まれていましたが、語源を練習すれば単語をうまく発音するいい練習になります。

英語の語源とは、シラブルでみたときに現れるある程度の意味をもったかたまりです。

たとえば”ex”は外側、外向きなものなどを意味しており、”exterior”や”export”などの単語の構成に使われています。

以下のような語源の発音練習をしていきましょう。

語源発音記号発音のコツ
ex-ɪks“k”を発音するときにもう”s”の口(横に広げる)に変形させていくとスムーズに音を繋げられる。
dis-dɪs“d”で舌をはじいてから”ɪ”の口の形にし、”s”で歯を閉じて口を横に広げて発音します。
-mentmənt“n”で舌を上の歯茎と歯にあてて、”t”で舌をその位置からはじく。
com-kəm“m”でしっかりと口を閉じて音をだすようにする。
-wayweɪ“w”をしっかりと口をすぼめた状態から発音する。
-ingɪŋ“ŋ”の音が消えないようにしっかりと発音する。
-estest“s”の発音をするときに舌を上の歯茎と歯の付けねあたりに置いておき、”t”で口を少し開けると同時に舌をその位置からはじく。
re-“r”をしっかりと舌を引いて発音し、”ɪ”を口をあけつつ発音する。
val-vəl“və”で口を開けたときに舌を”l”の位置へと移動させる。舌を上の歯にあてたまま(前歯より前にもってくるとよりきれいなˈl”になりやすい)音を出し続けて”l”を発音する。
pre-prɪ“p”と”r”の間に母音が入らないようにする。”p”の音を出すときにすでに舌を”r”の位置に移動させておくと発音しやすい。

こういった語源は何度も単語ででてくるので先に練習しておくと単語の発音が上達しやすくなります。

この時点ではあくまでシラブルとしての練習なのでひとつの塊として語源だけを発音して練習しましょう。

ポイントは以下の2点です。

  • 口のパーツ(口・舌・歯)の移動や変化を練習して自然にできるようにする
  • 子音と子音の間に母音が入らないようにする

シラブルを習得すれば単語の発音がしやすくなります

単語の発音練習

シラブルの練習に慣れてしっかりと発音できるようになったら単語の発音を練習しましょう。

単語では今までになかった以下の点を習得していきます。

  • アクセント
  • 複数の母音

これらの解説をしながら発音のコツを話していきます。

  • 短い単語:母音がひとつとアクセント1つ
  • 長い単語:複数の母音とアクセント1つ
  • 長い単語:複数の母音とアクセント2つ

それでは順番に練習していきましょう。

短い単語:母音がひとつとアクセント1つ

まずは1つのシラブルでできている短い単語を練習しましょう。

1つのシラブルということは単語の中に母音がひとつしかありません、

そしてその母音がアクセントとなります。

アクセント(accent)には、まぎらわしいですが2種類の意味があります。

  1. the way someone pronounces the words of a language, showing which country or which part of a country they come from (=dialect)

  2. the part of a word that you should emphasize when you say it

(Source: Longman English Dictionary)

ここでのアクセントは2の「強調する部分」の意味で、発音の練習をすることで1の意味であるいわゆる「発音のなまり」をなくしていきます。

アクセントはいつも母音にあり、その直前の子音と一緒に強く伸ばして発音します。

短い単語の場合は常にはっきりと発音するようにしましょう。

以下の表に単語のサンプルと発音記号、そして発音のコツをのせました。

単語発音記号発音のコツ
wordwɜ:d“w”の口の形から”ɜ:“の形に変化させ、舌を引いて音を伸ばす。最後に舌をすばやく上の歯茎へ置いてはじいて”d”をしっかりと発音する。
talktɔ:k“t”で舌をはじくと同時に”ɔ:“の口の形にして音を伸ばす。最後に舌の付け根をつかって”k”を発音する。
havehæv“hæ”を長めに発音し、”v”をしっかりと発音する。
telltel“te”で舌をはじいてすぐに舌を上の歯茎・歯にあてて”l”の音をだす。舌を前歯より少し前に置くとよりわかりやすいˈl”になる。
pickpɪk“pɪ”が「ッ」のようにはっきりと音が途切れないようにして”k”へつなげる。
jogdʒɒg“dʒ”で歯を閉じた状態から口を開けていき”ɒ”を発音する。そのまま舌の付け根をつかって”g”を発音する。
bitebaɪt“b”を口を開けて破裂音を出して”aɪ”につなげる。最後に舌をすばやく上の歯茎へ置いてはじいて”t”を発音する。
vanvæn“v”を前歯を下唇に置いた状態から”æ”を伸ばして発音し、最後に舌を上の歯茎へ置いて口を開けたまましっかりと”n”の音を出す(少しだけ音を伸ばすといい)。

アクセントの練習として、母音を伸ばすようにして発音してみるとよりきれいで聞きとりやすい単語の発音になります。

それぞれの単語の最後の音をしっかりと発音するのもきれいな発音にするコツです。

ここまで練習してみてどうですか?自分の発音がかなりきれいになっていると思います。

これからはさらに難しくなってくるので、しっかりとそしてゆっくりめに発音を練習していきましょう。

長い単語:複数の母音とアクセント1つ

つぎに長い単語(複数の母音がある単語)の発音の練習をしていきましょう。

複数の母音がある場合は一般的に複数のシラブルで構成されている単語で、どのシラブルにアクセントがあるのか知る必要があります。

なのでまずは英英辞書でを使って

  • シラブル(区切り)
  • 発音記号
  • アクセントの位置

これらを確認するようにして発音の練習をする必要があります。

いくつかの長い単語の例と発音記号、シラブルの区切り、アクセントの位置(ˈ)、発音のコツを↓の表にまとめますので、参考にしながら練習してみてください。

単語発音記号発音のコツ
bitterˈbɪ-tə“bɪ”にアクセントがあるので、強めに発音し、”tə”は弱めに発音する。
fatherˈfɑː-ðə“fɑː”を強く伸ばして発音して、すばやく舌を歯に挟んで”ðə”を発音する。
seriousˈsɪ-rɪ-əs“sɪ”にアクセントがあるのでこの”ɪ”を強く少し伸ばす。”rɪ”はアクセントではないので弱く短めの”ɪ”で発音する。
stunningˈstʌn-ɪŋ“stʌn”にアクセントがありますが、”s”は強くしないようにして”tʌ”を強く発音します。
childrenˈtʃɪl-drən“tʃɪl”は強く少し伸ばすように発音して”l”のときに舌がしっかりと上の歯茎・歯にあたるようにします。そこから舌をはじいて”drən”を発音(”drən”を”dren”と発音しないように注意です。)
jupiterˈdʒuː-pɪ-tə“dʒuː”を強く伸ばして発音して”pɪtə”へとつなげる。”ɪ”はアクセントではないので弱い音で。
enjoyɪn-ˈdʒɔɪアクセントが2つめのシラブルにあるので注意。”ɪn”を弱めに発音し”dʒɔɪ”を強く伸ばして発音する。
announceə-ˈnaʊns“ə”は弱い母音なので強調せずに、”naʊns”を強く伸ばして発音する。最後の”n”から”s”への移行では舌が邪魔になるかもしれないので上の歯茎に少し触れる程度で大丈夫。
degreedɪ-ˈɡri:“dɪ”は軽く発音して”ɡri:“で強く伸ばして発音する。”g”は普通でいいが”ri:“を強調して伸ばすように発音する。
adviceəd-ˈvaɪs“əd”は弱く発音し、”vaɪs”を口を開けて音を伸ばしてアクセントをつけて発音する。
sufficientsə-ˈfɪ-ʃənt“sə”を弱めに”fɪ”で強く少し伸ばして発音し、”ʃənt”へとつなげる。

もしもむずかしいようなら、まずはシラブル1つをしっかりと発音する練習をし、慣れたら2つもしくは単語を一気に発音するようにしましょう。

これら以外にもいろいろな単語を調べて発音の練習に使いましょう。とくに以下のポイントを意識して単語を選ぶと効果的です。

  • シラブルの数が2つか3つのもの(ˈfather, ˈjupiterなど)
  • アクセントが1つめか2つめのシラブルにあるもの(ˈbitter, enˈjoyなど)
  • いろいろな子音や母音のアクセント
  • 子音2つが入ったシラブルがアクセントになっているもの(deˈgreeなど)

これまでの発音記号から短い単語の練習を飛ばして、こういった長い単語をいきなり発音しようとすることがいかに難しいかわかるでしょうか?

基礎である発音記号の発音の仕方を知らないと、似たような音が出せるだけで実際には正確に発音できません。

そうなると

  • 相手に理解してもらいにくくなる
  • 口のパーツの移動がうまくできないので流暢に話せるようにならない
  • 発音記号、シラブルや語源を知らないと単語の発音方法と意味をうまく予想できない

といった問題がでてきます。

ですので今のうちに基礎から発音矯正と知識をつけていけば、長期的にみてさらに英語力を向上させることができます。

長い単語:複数の母音とアクセント2つ

単語の発音練習の最後のステップです。

ここではさらに長い単語、複数の母音がありアクセントが2つ含まれている単語の発音を練習していきます。

アクセントが2つでも、1つが弱めのアクセント、もう1つがメインとなる強いアクセント、と強弱があります。

たとえば”international”という単語には”ˌɪntəˈnæʃənəl”と、”ˌ”が弱いアクセント”ˈ”が強いアクセントになります。

どれくらいの強弱という決まりはないですが、少なくとも”ˈ”が”ˌ”よりも強くなるようにしましょう。

それでは↓の表に単語と発音記号、発音のコツをまとめたので練習に使ってみてください。

単語・発音記号発音のコツ
understand (ˌʌndəˈstænd)“under”と”stand”を発音する感じで、”də”をあまり伸ばさないようにして発音する。
manufacturing (ˌmænjəˈfæktʃərɪŋ)“æ”が2回ともアクセントになっていますが、”mæ”よりも”fæ”を強く伸ばして発音するようにする。
organisation (ˌɔːgənaɪˈzeɪʃən)アクセント以外の母音を強調しないように気を付ける(”gə”, “naɪ”, “ʃən”)。
straightforward (ˌstreɪtˈfɔːwəd)“straight”と”forward”を発音するだけだが、”t”から”f”へすばやく移行できるように”t”で舌をはじくときにすでに前歯を下唇に置ければスムーズに発音できる。
absolutely (ˌæbsəˈluːtlɪ)“æ”をしっかりとアクセントとして発音するが、”luː”をさらに強く伸ばして発音する。
conscientious (ˌkɒnʃiˈenʃəs)同じように”en”が一番強くなるように発音し、”ʃəs”が強くならないように気を付ける(ʃʌsにならないように)。
university (ˌjuːnəˈvɜːsətɪ)“juː”も”vɜː”も伸ばす音なので、”vɜː”のほうが長く強調されるように発音する。

どうですか?結構難しくないですか?

もし詰まってしまったりしっかりと発音しきれないようなら、まずはメインのアクセントの前の部分とあとの部分の2つに分けて発音してみてください。

たとえば”manufacturing”なら”manu”と”facturing”でそれぞれ練習して、慣れてきたらつなげて通して発音するとやりやすいと思います。

こうするとシラブルとアクセントで区切られるので、実際の会話で試してみても相手が聞きとることができます。

むずかしかったら分解して練習、そして組み合わせて発音する、そうしていけばすぐにきれいな英語の発音ができているはずです。

長い単語はむずかしいので区切って練習するのも効果的です

単語の発音を上達させるコツ

今までのシラブルと単語の練習でいくつか発音をっ上達させるためのコツが見えてきます。

ここでは以下のポイントを発音を効果的に上達させるためのコツとして解説していきます。

  • 母音の”ə”の発音をしっかりとする
  • 口のパーツをあらかじめ移動させておく
  • 最後の音をしっかりと発音する

母音の”ə”の発音をしっかりとする

“ə”は一番弱い母音で、アクセントとは逆に実は”ə”の発音がきれいな英語の発音には不可欠です。

“ə”を正確に発音できるとアクセントが際立ちより聞きとりやすい英語になります。

たとえば”absolutely - ˌæbsəˈluːtli”をスペルの通りに”ˌæbsɒˈluːtli”としてしまうと主張すべきでない音が強調されてしまいます。

ここが日本語との大きな違いの1つです。日本語だとこのような弱い母音はほぼありません。

なのでとくにカタカナ発音をしている人はこの”ə”の音ができていない・知らないのです。

実際に”university - ˌjuːnəˈvɜːsətɪ”を”ˌjuːnɪˈvɜːsɪtɪ”と発音するとカタカナ発音に近くなります。

逆に”ə”を習得すれば一気に聞きとりやすい発音になります。

口のパーツをあらかじめ移動させておく

練習用のシラブルや単語の発音のコツでもいくつか解説しましたが、うまく発音するコツのひとつが口のパーツをあらかじめ次の音をだしやすいようにセットしておくことです。

たとえば”straightforward - ˌstreɪtˈfɔːwəd”の発音では、”t”から”f”へすばやく移行できるように”t”で舌をはじくときにすでに前歯を下唇に置ければスムーズに発音できる。

と解説しました。

これは音の組み合わせによって変わってくるので、できる場合とそうでない場合があります。

他に例をあげるとすると

best - “s”のときに”t”のための舌を上の歯茎にあてておく infamous - “n”のときに”f”のために前歯を下唇においておく popular - “pu”のときに”l”のための舌を上の歯茎にあてておく

このテクニックを使うと

  • 母音が入り込むことを防げる
  • スピーキングが速くなる

という利点があります。

しかしムリに口のパーツを移動させておくと、1つめの音を犠牲にてしまう可能性があるのでやりすぎないように注意しましょう。

最後の音をしっかりと発音する

単語の最後の音はしっかりと発音するようにしてください。

日本語でもその傾向が多少ありますが、とくに子音で終わるときに十分に発音していない人が多いです。

たとえば”understand”が”understan”のように最後の”d”が聞こえないのはよくないです。

最後の音をはっきりと発音しないと以下のような問題が出てきます。

  • 単純に単語が聞きとりずらくなる
  • 文章を発音するときにうまく単語同士の音をつなげられなくなる

とくに短い単語で最後の音をしっかりと発音しないと何を言ったのか聞きとれなくなります。

たとえば”wor(k)“, “kee(p)”, “wan(t)” などの短い単語だと最後の音が無いとどの単語かわからなくなります。

ですので最後の音を忘れずにしっかりと発音するように気を付けながら練習していきましょう。

まとめ

今回はシラブルと単語の発音の練習方法を詳しく解説していきました。

注意点として、単語の発音練習の前に発音記号を習得する必要があります。もし発音記号の発音矯正をしていない人はまず↓のリンクから発音記号を習得することを強くおすすめします。

発音記号を習得するのがネイティブ発音を手に入れる一番の近道です

【保存版】子音の発音をマスターするためのコツと詳細な解説【イラストつき】

【保存版】母音の発音を習得するためのコツと詳細な解説【イラストつき】

シラブルの発音練習を以下のステップで発音のコツとともに解説しました。

  • 口のパーツの移動の練習
  • 語源をシラブルとして練習する

つぎに単語の発音練習の方法を以下の順番でコツとともに解説していきました。

  • 短い単語:母音がひとつとアクセント1つ
  • 長い単語:複数の母音とアクセント1つ
  • 長い単語:複数の母音とアクセント2つ

最後に単語の発音を上達させるコツとして以下の3点を解説しました。

  • 母音の”ə”の発音をしっかりとする
  • 口のパーツをあらかじめ移動させておく
  • 最後の音をしっかりと発音する

いきなり単語の発音を直そうとしてもむずかしいことが分かったと思います。

さらに発音記号を組み合わせると口のパーツ(口、舌、歯)の移動や変化をさせるのに苦戦すると思います。

しかし慣れてくるとスムーズに変化させることができるようになるはずです。

さらに、多くの単語がすでにスムーズに舌の移動や口の形の変化がおきるような音の組み合わせになっていることにも気づくと思います。

単語で練習した発音方法はつぎの文章の発音にも大きく関わってくるので、まずはいろいろな単語で発音の練習をしておきましょう:)

単語の発音さえできれば相手は理解してくれます

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Takto

セルフィー

海外(オーストラリアとイギリス)在住歴計10年ほどの takto です。ブログを通じて英語の勉強をサポートできればと思っています。

経歴:

  • 大学生の時にTOEIC330点から英語学習を開始
  • オーストラリアの語学学校へ留学・そのあとの大学院留学時にIELTS 6.5達成
  • 大学院修了時にIELTS 7.5達成
  • そのまま現地企業にエンジニアとして就職

プロフィールその1:ブログ主の過去と転換点

プロフィールその2:希望とともに行動に移す

プロフィールその3:絶望的な英語力と上達しないフラストレーション、そして道が開ける


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