更新日:2020/10/05
【I think that ~】という文法は英会話でもかなり頻繁に使われていて、簡単にカスタマイズできる使い勝手のいい表現です。
この記事では【I think that】を自信をもって使えるように以下の点について解説していきます。
- 基本的な意味と構文
- 時制を変えて使う方法
- ほかの文法との応用
- 英会話で使うときの4つのアドバイス
それでは始めていきましょう:)
記事の内容
「I think that」文法
「I think that ~」で「~だと思う」という、自分の意見や考えを表明する意味になります。
I think that + 完全文(主語+動詞+目的語など)
たとえば「I think that I understand it.」のように「I think that」のあとの文はそれだけでも文が完成します。
時制を変えながら例文をいくつか見てみましょう。
時制 | 例文 |
---|---|
現在 | I think that he likes avocado. 「好きだと思う」 |
過去 | I think that he liked avocado. 「好きだったと思う」 |
未来 | I think that he will like avocado. 「好きになると思う」 |
現在進行 | I think that he is having avocado. 「食べていると思う」 |
ちなみに「I think that I’m going to take a day-off next week.」と未来形に「be going to」を使うのは変です。なぜかは下の記事を読んでみてください。
【be going to】は有名な英語の未来形の文法です。しかしこれ以外にも未来についての言い方があり、それぞれにニュアンスの違いがあります。この記事ではこれら未来形の文法のつか会い方を解説し、ニュアンスの違いについての理解を深めて行きます。
同じように「I think」の時制を変えることもできます。
時制 | 例文 |
---|---|
現在進行 | I’m thinking that ~ 「(今)~だと思っている・~について考えている」 |
過去 | I thought that ~ 「(以前)~だと思った」 |
過去進行 | I was thinking that ~ 「(以前)~だと思っていた」 |
もちろん「I think that」とそのあとの文の両方とも時制を変えて使うことができるので、状況に応じて変化させて使えるように練習すれば英会話でかなり使えるフレーズになります。
ほかの文法との組み合わせ
「I think that」は簡単に取付できるフレーズなので、他の文法と組み合わせて使いやすいです。
いくつかの例を↓の表にまとめたので、これらを参考にして自分なりの英文をつくってみましょう。
文法 | 例文 |
---|---|
助動詞 | I think that I can see you next week. 「来週会えると思うよ。」 I think that we should leave home early tomorrow. 「明日は早めに家をでるべきだと思う。」 |
受動態 | I think that this meat isn’t cooked enough. 「この肉ちゃんと焼けてない気がする。」 |
関係副詞 | I’m thinking that what I will do this weekend. 「週末に何をしようか考え中。」 |
使い方のアドバイス
「I think that」を使うにあたって4つのアドバイスがあるので下の表にまとめました。これらを参考にしてさらに使いこなしてもらえれば幸いです。
使い方アドバイス | 解説 |
---|---|
「that」の必要性 | 結論から言うと【that】はつけてもつけなくてもいいです。たとえば「I think I will take a day off tomorrow.」というように”that”ナシで文をつくっても問題ありません。 僕の場合は”I think”の後に何を言うのか頭で整理するための時間稼ぎがしたいときに”that”をつけます。 |
「I think」を文の最後に言う | とくに英会話では【I think】は文のはじめではなく、最後に言うこともできます。その場合には文の最後に”, I think.“と、コンマを加えます。
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会話で「I think that」ばっかり言ってしまう | 以下のようなフレーズを代わりに使ってみましょう。
|
逆に相手の意見を聞きたいとき | 「What do you think ~」を使って疑問文をつくる。 |
「What do you think ~」については↓の記事を参考にしてください。
【What do you think you will have for dinner?】というような英文を聞いたことがありますか?意味はわかりやすいのですが、自分で似たような文をつくろうとすると文法で混乱してしまう人も多いかと思います。便利な文法なので、この記事でその使い方・語順といったわかりにくい部分を解説していきたいと思います。
まとめ
この記事では【I think that】の文法について解説しました。
要点をまとめると以下のようになります。
- 「I think that + 完全文」で「~だと思う」と自分の意見や考えを言える
- 「I think that」と、組み合わせる文は時制を自由に変えることができる
- 「that」は付けても付けなくても文法的に問題ナシ
- 文の最後に”, I think.“と付けて「~と思う」という言い方もある
- 「What do you think ~?」でYes/No以外の意見を求めることもできる
「I think ~」という表現は超頻出かつ便利な言い回しなので自分でどんどん喋って使っていきましょう。慣れてきたら「I guess ~」や「What I think is ~」というようないた表現でおきかえていくようにすると芋づる式に使える文法表現が増えていきます。
文法の勉強は読んで理解するのが20%、自分で文をつくって話す・書くのを80%くらいの割合で進めていくくらいでないとすぐに忘れたり、いざというときに使い方がわからなくて言葉に詰まってしまいます。「英文法の勉強法【1冊の参考書・アウトプット重視・英語で学習】」の記事で文法の勉強法について解説しているので、具体的な上達の手順を知りたいのであればぜひ読んでみてください。