更新日:2020/09/16
【month】の複数形である【months】ってどうやって発音したらいいのかよくわかってない人も結構いると思います。
なのでこの記事では【months】の発音のしかたを簡単に紹介して、よりきれいに発音するための方法を図をつけて解説していきます。
記事の内容
「months」の発音
monthの複数形でmonthsとなりますが、そのまま発音のしかたを表すと「mʌnθs」となります。
θsは舌を挟んだθの音からsにつなげることになるのですが、かなり発音しずらいです。
そんなこともあって、実際にネイティブは人や地域によって違うように発音しています。
いくつかのパターンをあげると
イギリスとオーストラリアで生活してきましたが、1つめの【mʌnts】(カタカナ発音では「マンツ」みたいな感じです)が一般的に使われていると思います。なのでこの記事ではこの発音の仕方を解説します。
まずはサンプルの音を聞いてみてください。
かなり簡潔に発音のポイントをあげると以下の2つです。
- 【mon】では【n】の時点で舌が前歯の付け根についている状態にする
- 【ths】は「ツ」から母音を抜いた音
これだけでも多分通じるかと思いますが、発音記号をうやむやにしていると残念ながら英語の発音はうまくなりません。
ですので発音記号の1つ1つを確認して矯正できるようにもう少し詳しく解説していきます。
「months」をより具体的に上達させる
さきほど説明したように、monthsを発音記号にするとmʌntsになります。
この発音の仕方を「口の形や舌の位置」を意識しながら解説したものを下の表にまとめました。この解説に沿って練習・修正してみてください。
発音記号 / 口の形・舌の位置 | コツ |
---|---|
m |
|
ʌ |
|
n |
|
ts |
|
【ts】は正式な英語の発音ではないのですが、多くの人がこの音で【months】を発音しています。
ポイントとしては、音を真似ようとするよりは口の形と舌の位置を再現して発音することです。そうすることで正しい音がでてくるようになります。
まとめ
今回は【months】の発音の仕方について解説しました。要点をまとめると以下のようになります。
- 【months】の発音のしかたにはいくつかあるが、【mʌnts】と「ツ」に似た音で発音する
- きれいに発音するポイントは2点
- 【mon】では【n】の時点で舌が前歯の付け根についている状態にする
- 【ths】は「ツ」から母音を抜いた音
- しっかりと発音を上達させるには発音記号を1つずつ矯正していくといい
他の発音記号については下の記事でさらに解説しているので参考にして苦手な音を克服できるように練習してみてください。

英語は発音記号を練習するだけで相手に伝わるようになります。日本人の多くはすでに十分な単語と文法を学校で学んでますが、発音だけが小学生以下のレベルなせいで相手に何を言っても通じない状況です。この状態を抜け出すための発音記号の学び方を解説していきます。