経験者が語る:新卒でもオーストラリアで就職できるのか

takto, 2021 March 29

Category: 海外で就職する方法

  • 「正直日本で働きたくない・・・」
  • 「前からオーストラリアに住みたいと思ってたけど新卒でも就職先はある?」

こんなことを考えているのは僕だけではないはず。

日本人だって海外で働くのはアリだし日本で働かないといけないルールなんてありません。

もちろん簡単にはいかないしいばらの道ですが挑戦する価値はあるし、なにより自分がやってみたいならやるべきというのが僕の考えです。

なのでこの記事ではこれからオーストラリアで新卒として就職を目指したい人へ、何をどうすればそんなことができるのか書いていきたいと思います。

僕について

  • 日本の大学を卒業
  • オーストラリアに語学留学
  • オーストラリアの大学院に留学
  • 在学中に就活を続ける
  • 卒業と同時に新卒・ビザなしで現地で技術者として就職

という経歴で、そのあとは転職してイギリスで働いたりオーストラリアのいろいろな州でも転職をしてきました。

そもそもなんでこんなことをしたのかというとワクワクをおさえられなかったからです(笑)。当時日本の大学にいた僕は下のように考えていました。

  • 「日本で働いたらうつ病になりそう」
  • 「日本しか知らずに人生終わりたくない」
  • 「もっと自分にあった住みやすい国や地域があるかも・・・」
  • 「英語で技術者として働けたら最強では?」

家族や友達などからはすごい反発されたりやめといたほうがいいと言われたんですが、自分でもたくさんリサーチしてどうすれば達成できそうか計画していき最終的には挑戦することを決心し、今に至ります。

オーストラリアに新卒で就職をしたいという人たちはおそらく似たような考えを持っているのではと思います。この記事で少しでも決心する助けになればと思います。

オーストラリアに新卒で就職するためには

まず前提として以下の2つを目指すことを想定します。

  • いわゆるProfessional系の職業(原則として学士などが必要になるもの)
  • ローカル・英語の職場環境を目指す(日系は除外)

こういったケースでオーストラリアで新卒就職するには多くの要素が絡んできます。

  • 学歴
  • 英語力
  • ビザ
  • 資金
  • 就活

こういったことを1つ1つ積み上げていって総合的な力をつけることによってEmployability(就職しやすさ)を高めていく必要があります。

これらに加えてさらに僕が重要だと思うことが以下の5つです。

  • 計画性と実行力
  • 自制心
  • 情報収集力
  • 文化や価値観の理解

どちらかというとソフトスキルのような部分ですね。これらをやりながら鍛えていくことで最初に挙げた5つのものも手に入りやすくなっていきます。

それではこれらについて1つづつ新卒としてオーストラリア就職を目指すということを念頭にもう少し詳しく見ていきます。

学歴

新卒で就職したい場合には経験者と比べると学歴が相対的に重要視されます。

学歴と言っても↓のようにいろいろな要素が関わってきます。

大学名 X 専攻 X 学位 X 成績 X スキル

これらを重要度で並べ替えるとおそらく次のような順番になります(人によって意見が分かれると思います)。

  1. 専攻
  2. スキル
  3. 成績
  4. 大学名
  5. 学位

まず専攻で就職できる職種が大体決まってしまうのでとても重要になります。日本とは違い総合職とかいうよくわからない職種は無く、Graduate EngineerやJunior Designerなどのような「レベル+専門」という形の仕事がほとんどです。

この専門と大学での専攻がマッチしているか少なくとも関わっていないと門前払いになることがほとんどです。

次に大切なのがスキルで、学生とはいっても企業はなるべく即戦力の人材を欲しがります。なので大学でのアサインメント・プロジェクト・リサーチなどを通して、仕事で実際に使うツールやソフトウェアを使えるだとか必要になる法律やスタンダードの知識があることをアピールする必要があります。

成績はそこまで重要ではないですがやはり高いに越したことはありません。オーストラリアの大学では科目数が少なく(1年で8つ)、評価は学期末のテストよりもアサインメントに比重が置かれていることが多いです。なので日本の大学と同じように過ごすと痛い目を見るので気を付ける必要があります。

大学名ですが、これにもいわゆるGroup of Eightとかのランクが高い大学がありますがそんなに重要ではないというのが僕の考えです。大企業なんかは有名大学をひいきしているような気もしますが出身大学を気にしないところのほうが多いというのが僕の意見です。

最後に学位ですが、どの学位をとったとしてもそれ相応の仕事に応募することと、どういったことを学びたいかにもよって変わるので就職という面で言うとあまり重要でないかと思います。ただし学位が高いとそれだけ就職先が少ないかわりに競争も少なく、学位が低いとその逆になるので一長一短です。あとは専攻によっても学位の相対的な価値が変わってくることもあるので一概には言えません。

学歴だけでもこんなに考えることがあるのか、という感じですがいろいろなパターンを考えてベストだと思えるものを探し出すことが大事です。下の記事でオーストラリアでの就職にどう学歴が影響するかを書いているので参考にしてみてください。

学歴が低くてもオーストラリアで就職できるのか気になる人は多いと思います。この記事では現地で就職した僕の就活・転職・採用の経験をもとにして、「学位」「大学のネームバリュー」「日本の学歴」「成績」という視点で学歴の重要性について解説していきます。

英語力

皆さん心配する英語力ですが、これも経験者と比べると新卒にとっては相対的に重要になります。

そもそも留学やビザのためにも必要で、さらに就活でも仕事をとったあともずっと必要になるスキルなので重要なのはいうまでもありません。

オーストラリアの留学やビザではIELTSという試験でのスコアが必要になりますが、就職では必要ありません。

それよりも実際に企業の人との面接でしっかりとコミュニケーションをとれるかどうかが重要視されます。

なのでIELTSのスコアを上げつつも面接という実戦でも良いパフォーマンスを出せるように本質的な英語力をつけてしっかりと準備と練習をしていく必要があるということです。

このブログでも本質的な英語力をつけるための英語の勉強法について書いているのでまずは↓の記事を参考にしてみてください。

英語学習は長く険しい道のりで、多くの人が成果が出せずに苦悩しています。この記事ではそんな人たちの助けになるように英語学習のロードマップを公開します。オーストラリア・イギリスに計10年住む僕が実践した「海外で暮らし・働くための英語」を手にするための過程と勉強方法です。

ビザ

海外で就職するためには合法的に働くためのビザをもっていないと門前払いになることが多いです。

たとえば求人に「Must be able to work in Australia legally」とか「Only Australian citizen or permanent resident」とかが書いてあるものがたくさんあります。

しかし新卒で永住権をとるのは難しいのが現実です。なので以下のような工夫や計画を立てる必要があります。

  • 永住権をとれる見込みがあることをアピールする
  • 永住権をとれる可能性が高くなるような大学・専攻を選択する
  • 新卒ビザを利用する前提で計画をたてる

ビザの要件や発給数は毎年のように変わるので正直「これなら大丈夫」となることはほぼありません(泣)。しかし永住権がとれやすい傾向というものはあります。それは

  • 若い
  • 学歴が高い
  • 専門領域がSkill Shortageリストにのっている
  • 英語力が高い
  • 人口の少ない地域で住んだ・働いた・勉強した

こういった要素がビザをとるためのスコアを増やすことにつながります。ただし「どれくらい」あればいいのかやSkill Shortage Listの中身などは頻繁に変わるので自力でできることにも限界があります。

長い間ビザがとりやすいパターンは「30歳以下」で「修士以上」の「STEM系の学位」をもち「IELTS6.5以上」で「南オーストラリアかそれより小さい地域」で過ごした人です。(STEMはScience, Technology, Engineering, Mathematicsの略です)

いずれにせよしっかりと正しい旬な情報をリサーチすることが欠かせません。

資金

オーストラリアに留学が必要な場合にはかなりの資金が必要になります。

例えば大学によっても違いますが1年でAU$20,000~30,000くらいするのでとんでもなく高いです(年々高くなってます)。

それに加えて生活費や日本とのフライト代などもあるのでコスト面ではかなりリスクのある挑戦と言えます。

このリスクをとってオーストラリアでProfessionalの職につければかなり待遇は良くなるのでいいんですが、日本に戻って就職するとなると経済的にちょっと厳しくなるかもしれないです。

この辺りはどの大学に行くかや学位、どういった生活水準で暮らすかにもよって大きく変わるのでリサーチが必要になってきます。

例えば生活費はアデレードなら月AU$700くらいでいけるところをシドニーに住むことになったら月AU$1,200とかになったりもします。

コストとそのリターンを考慮しつつ、もしオーストラリアで新卒就職をあきらめることになった場合などを想定して決めていきましょう。

就活

新卒で就職するためには就活は避けては通れません。ただし日本の就活とは大きく違うのでオーストラリアでのやり方と工夫のしかたを書いていきます。

オーストラリアでの就活は

  • 通年採用と一括採用の両方ある
  • 最低限必要なものは履歴書・カバーレター・面接
  • 履歴書のフォーマットは自由だが暗黙のルールがある

よくオーストラリアでは新卒一括採用なんてない、と言われたりしますが実はあります。ただ規模が小さい、というか日本の規模がでかすぎるだけです。実際僕もこの新卒一括採用枠で就職したんで助かりました。。。

通年採用というのはつまり企業が必要になったときに募集するというもので、一括採用は大学の卒業の時期に合わせて一定の数だけ新卒を採用するものです。

そして仕事に応募するにはジョブアプリケーションといわれる履歴書とカバーレターが必要になります。カバーレターはなぜ自分がそのポジションに適しているかをアピールする文書(大抵は1ページにおさめる)のことです。

履歴書は日本と違って自分で1からつくります。あと手書きはしないほうがいいです(手書きの履歴書は見たことありません)。あまりに効率が悪いとかPCもまともに使えないと思われるだけです。他にもいろいろと暗黙のルールがあるので、それらはまた別の記事に書こうと思います。

あとは求人や一括採用にジョブアプリケーションを送るだけなんですが、それ以外にもできることはたくさんあります。例えば

  • 人材エージェントを利用する
  • 在学中にインターンやボランティアをする
  • Industry associationのメンバーになる(例えばEngineers Australiaとか)
  • 専門を生かしたバイトやフリーランスをする

幸いオージーは卒業してから1年遊びたいだとか勉強している専門がやっぱりつまらないからやめるという人が多く、こういった就活をする人は少ないです。

なので求人に応募するだけでなくさらに工夫していくことでローカルの新卒と競えるようになることが大切です。

ここまではどちらかというとはハードスキルでいかが、ここからは個人的に大事だと思うソフトスキルについて書いていきます。

計画性と実行力

オーストラリアで留学してから新卒就職するとなると多くのステップが必要になりま、何をすべきかを洗い出すだけでもかなり大変な作業です。

必要なのは自分が何をしたいのかをある程度の考えをまとめておくことです。例えば僕の場合には「オーストラリアでエンジニアとして就職して3年くらい英語で仕事ができるようになる」という目標でした。

そしてこの目標から逆算して必要なハードスキルを考えていきましょう。

それからそれらのハードスキルを時系列順に並べていき、さらに具体的な行動に分割していくことで今の自分が何をすべきか、そしていつまでに何ができるようになっていればいいかがはっきりとしてきます。

こうした計画を立てて実際に行動していき、あとは臨機応変に計画を修正しながら前へ進んでいく実行力が必要です。

僕も途中で自分の見立てが甘くて予定を変更しましたが、それが上手くはまってこれまでの行動の結果が積みあがっていきオーストラリアでの新卒就職を達成できました。

数年はかかる挑戦なので、実践しながらこのような計画性と実行力を鍛えていくことが成功に直結すると思います。

自制心

実際に行動を始めていくとよくあるのがやる気がなくなったり周りの人との温度差で迷いが生じたりすることです。

こういったことは常におこるので、強い自制心が重要になってきます。

例えば今から英語の勉強をはじめるとして、周りの友人やクラスメイトなんかは毎日遊びに出かけて英語なんかやってもしょうがないよ的な雰囲気で接してきます。こんなときにも自分には自分のすべきことがある、自分のすることは自分が決めるという強い自制心で行動していく力が必要になります。

これはオーストラリアに来てからも起こります。例えば語学学校のクラスメイトだったり大学の友人などもみんな違った目標や条件の下で行動したり何かを言ってきます。しかしあなたはあなた特有の条件や制約のなかで目標を達成しようとしています。なので信じるべきは自分という芯をもって生活していかないと簡単に心変わりしたり行動に迷いが出たりします。

これは日本人だからというわけではなく、オーストラリアでもほとんどの人ができていません。

周りに流されて失敗するのと自分で決めて行動して失敗するのとでは得られる経験とそのあとにできることが大きく変わってきます。ですがそもそも新卒就職を成功させるためにも、この自制心によって毎日の行動を糧にしていくことが大切だというのが僕の意見です。

情報収集力

続いてのソフトスキルは情報収集力です。このブログに辿り着いた時点で情報収集をしているということは確かなのであとはどれだけ「正しい」「有効な」情報を手に入れていけるかが問題です。

例えばビザの情報はオーストラリア政府が毎年のように変えてくるので、古いブログの記事なんかで情報収集してしまうと書かれていることがすでに無効になっていることがよくあります。さらにどういった人が発信していてソースがなんなのかがわからないなら自分で裏を取っておいたほうがいいです。

似たように「大学の入学条件」「街の生活コスト」「家の探し方」「英語力を伸ばせる勉強法」「就活のしかた」などこのブログでも書いていることですが、正しい情報をキャッチして行動に移していくことが求められます。

もし古い情報を確認せずに信用してしまうと、「会計の修士をとればIELTS6.0でも永住ビザをとれる」と思い込んでしまいいざビザに申請するときに「今はIELTS7.0必要になる」だとか「会計ではもう永住権はとれない」という悲惨な状況になっていることもありえます。

これはただの例えで実際のところどうなのかは自分で調べてみてください。

ビザに関してもっとも信用できるのはDepartment of Home Affairs: Immigration and Citizenshipの政府公式のサイトです。ただ職員と実際に話してみると回答が人によって違うということが普通に起こります。100%白黒つけられる問題ではないのである意味仕方ないですがこっちができることはしっかりと指定通りのドキュメントをそろえることくらいでしょう。

それも正しい情報を入手しておかないとできないことなので、やはり情報収集力がカギになってきます。

文化や価値観の理解

西洋の文化は日本と違ってストレートにものを言うとかおおらかな性格が多いだとかいろいろと言われます。まあ人によって違うんですがこの辺りの考え方や価値観がわかっていないと就活にも影響が出てきます。

とくに面接や人脈づくりで人と話すときに重要な要素です。わかりやすい例をいくつかあげると

  • 謙虚さよりも自信を見せることが大事
  • 受け身にならずに自発的に行動するほうが好印象
  • しっかりとしたマナーよりもフレンドリーに振る舞うと好かれやすい

就活においてはとくに日本人にはこういったマインドシフトが必要になってきます。そうでないとオージーや他の外国人との競争で太刀打ちできなくなります。

まず日本の社会で育つと謙虚であることが素晴らしいと思われるのでついオーストラリアでもそうした振る舞いになってしまいます。例えば「自分のスキルはそんなに大したことない」だとか「自分は特別な人間じゃない」といったことです。こんなことを思っていたり言ってしまうようでは、就活でただの自信のない人として見られるので何もいいことはありません。

まあオージーでもこういう謙虚なことを言う人が多いんですけど、いざ就活になると不利になるだけなのがわかっているので自信満々に「こういったことができます」とか「僕がこのプロジェクトを引っ張って成功させました」みたいに言います。僕らもこういった態度で臨みましょう。

また、英語での会話となるのでつい物怖じしたり発言出来なくなる人も多いですが、オーストラリアでは「喋れば喋るほど有能に見える」と思っていいです。とはいってもすごいことを言わないといけないわけではなく、例えばわからないことをしっかりと質問したり、自分で言い直して確認したり、相手が言ったことへの感想と理由を言ったりしましょう。こうすることで話し相手は「こいつはしっかりと考えているな」とか「質問してくるってことはすごい興味があるんだな」とか「自分の考えを持っているんだな」というような印象をもちます。こうした自発的な行動をすることで相手はどんどんあなたに興味を持っていくことになります。

最後にマナーですが、オーストラリアのような英語圏にももちろんマナーはありますが日本ほど細かくはないしずっとテキトーです。例えば名刺は両手でもって渡さないといけないとかいう意味不明なルールもなく、そもそも持ってない人もいればテーブルの上で投げてサーっとスライドさせて渡す人もいます(笑)。さすがに首相とか官僚とか相手にはしませんが人によって考え方にもかなり差があります。

日本人はすでにかなり細かいマナーができてるのであと必要なのは「スマイル・握手・Thank you」だけです。面接官だろうが誰だろうが友達になるくらいの感覚で話していきましょう。むこうも張り詰めた空気で面接なんてしたくないし、仲良く一緒に働けそうな人を雇いたいと思ってます。フレンドリーにいきましょう:)

最後のソフトスキルは運です。元も子もないようですが就職はタイミングが大事というのは本当だと思います。

例えばあなたが就活をしている時期によってはいろいろな条件が変わってきます。

  • オーストラリアの景気
  • 政府の移民対策
  • 企業の求人の数
  • 求職者のレベルと数

これらは常に変わっていて予想できません。しかしそれは他の求職者も同じなので、大事なのは「早めに就活を始める」のと「常に求人などに応募する」ことです。

こうしておくとタイミングによっては求人に対して応募したのがあなただけだったり、他に数人しかいないというようなこともおこりえます。そうすると一気に勝率が上がるのはいうまでもありません。

こうしたタイミングを逃さないためには大学卒業間近に就活をしてそのときの状況に賭けるよりも常に就活をしていきここぞというタイミングがくる(運がまわってくる)ようにすることです。

そして例えなかなか結果が出なかったとしてもその過程で履歴書の質を上げたり面接の経験をして練習をしていくことで、ここぞというときの勝率を高めていくことができます。

具体的にできる準備と行動

オーストラリアでの新卒就職に必要なことについてたくさん書いてしまいましたが、ここからは参考になりそうな具体的な計画や行動ステップを書いていこうと思います。

僕自身のケースをベースにするので、要所要所を自分の達成したいことに置き換えて考えてみてください。

  1. オーストラリアで就きたい仕事を決める
  2. 住んでみたい州や町を決める
  3. 専門分野を学べる大学を探す
  4. 入学条件を調べる
  5. ビザの取得可能性を調べる
  6. 自分の状況を整理する
  7. 必要なものを整理
  8. 実際に行動していく・臨機応変に修正

それでは1つづつ簡潔に説明していきます。

オーストラリアで就きたい仕事を決める

要は将来やりたいことやどんな自分になりたいかです。ビザがとれそうかは重要なんですがやはり興味のある分野でないとチャレンジするのは精神的にきつくなってきます。

住んでみたい州や町を決める

オーストラリアのなかで住んでみたい街や州に優先順位をつけておくと大学選びやいざの情報との兼ね合いをつけやすいです。

僕の場合はオーストラリアに詳しくなかったので学びたいことが学べる場所という感じで決めました。

専門分野を学べる大学を探す

僕のようにとくにこだわりがない場合でもあったとしても、学びたいことが学べる大学を洗い出しておくことはかなり大切です。

まずはオーストラリアの大学とその情報を一覧できるようなものを使って絞っていき(Shortlist)、候補に挙がったいくつかの大学のウェブサイトでさらに詳細な情報を集めていきましょう。

あとは留学に関する本とか雑誌も役に立ったりします。もし役に立たなくても読んでるだけで楽しかったりします。僕も自分が留学したときを想像しながらこういった本とかを読んでいたころはかなりワクワクしてたのを覚えてます:)

留学ジャーナル
成功する留学 オーストラリア・ニュージーランド留学

ほかにもいろんなウェブサイトやYoutubeなんかでもオーストラリア留学についての情報を見つけたり話を聞けるので参考にしてみるといいと思います。

入学条件を調べる

行きたい大学の目星がついたら優先順位をつけておいて、それぞれの入学条件をはっきりとさせておきましょう。

例えば

  • 日本の高校や大学の成績
  • IELTSのスコア
  • 学費
  • 入学試験の有無
  • 入学できる時期
  • 推薦状の必要性
  • 入学申し込み書類やドキュメント
  • 留学のためのビザ

基本的には書類を集めて入学申請フォームを送ることで大学が受け入れるかどうかの判断をします。

オーストラリアの大学は入学は比較的難しくないですが、高校・大学の成績や英語力が足りていない場合にはFoundation Courseや語学学校に通う必要も出てくる可能性があります。

こういった条件をしっかりと調べて日知ようなものを洗い出しておきましょう。

ビザの取得可能性を調べる

ビザについては留学のための学生ビザや、その先の永住権の取得に必要なものについてリサーチしておきましょう。

たとえ永住に興味がなくとも就職するためには永住権がないとかなり不利になります。そして永住権をとっても失うものはあまりないので心配はいりません。

とりあえず今の段階でわかる情報を集めていきましょう。

自分の状況を整理する

ここまできたら現在の自分の状況を整理することで何が足りていないのかがわかるようになります。

たとえば「英語力」「高校・大学の成績」「予算」「職務経験」「留学できるタイミング」などです。

これらをリサーチした留学やビザの必要条件と比べてギャップを理解します。

必要なものを整理

何がどれだけ足りていないかが分かったら、それらをどうやって手に入れていくかを考えていきましょう。

ものごとには順番というものもあるので時系列も考えて、最終目標から逆算していって小さなステップに分解していくと何をすればいいのかがわかりやすくなっていきます。

例えば

  • 「エンジニアとしてシドニーで就職したい」
  • 「そのためにもシドニー大学を卒業する」
  • 「だけどIELTS6.5が必要で今は4.5くらいしかない」
  • 「半年以内に留学するためには独学をするか、スクールに通うか、語学留学するか」

というようにステップをつくってつなげていきます。そうすると段々と時系列的に現在に近づいていき、今すべきことがわかってくるはずです。

実際に行動していく・臨機応変に修正

ここまできたらあとは計画を修正しつつ実際に行動に移していきましょう。

リサーチ不足だったり状況や条件が変わることは必ずあると思って臨機応変に対応していく必要があります。

オーストラリア新卒就職にチャレンジして得られたもの

見てのとおりやることがかなり多く大変であることは想像できると思いますが、このチャレンジではそれと同時に多くのことを得ることができます。

僕の個人的な意見と感想ですが、オーストラリア新卒就職にチャレンジして得られたものには以下のようなものがあります。

  • 努力するクセがついた
  • リサーチ・計画・実行力・リスクをとる力がついた
  • 常にプラスアルファの行動を心がけるようになった
  • 周りに流されない自制心と自律心がついた

挑戦している期間は毎日やることが多くて忙しいながらも人生が充実してました。不安やストレスはあったんですがしっかりと計画していると少なくとも何をするべきなのか迷いはなくなるのでそのおかげでやりきることができたのかなと思ってます。

オーストラリアで新卒として就職するのは難しいですが、チャレンジしないと得られない経験・見れない景色・人生の価値観の変化などいろいろなものを得ることができます。やはり日本に生まれたから日本が一番住みやすいとは限らないし、オーストラリアで第二の人生をはじめたいと思うのであればリスクをとるのも悪くないと思います。

まとめ

具体的な行動を見ていけば分かる通りやるべきことがかなりたくさんあります。まとめると以下のようなものが必要になります。

就職するために必要となるもの:

  • 学歴と専攻
  • 英語力
  • ビザ(取得見込み)
  • 資金
  • 就活

これらを得るための:

  • 計画性と実行力
  • 自制心
  • 情報収集力
  • 文化や価値観の理解

これから新卒で就職を目指すという人はまだ学生だったり人生経験が少ないことがほとんどだと思うので余計に大変です。しかし同時に自由に使える時間が多かったり失敗しても挽回できるできるチャンスが多いのが強みです。

ここで紹介したのはどちらかというと王道のやり方ですが、もちろん他の方法もあります。しかし僕の経験だと語れることが少なくなるので、もし大学進学からの新卒就職を目指すのであればこの記事での方法は今でも十分アリだと思います。

まずは自分の目標をはっきりとさせて、それから逆算して計画を立てていきましょう。行き詰ったりわからないことが相談にのれるので連絡ください:)

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Takto

セルフィー

海外(オーストラリアとイギリス)在住歴計10年ほどの takto です。ブログを通じて英語の勉強をサポートできればと思っています。

経歴:

  • 大学生の時にTOEIC330点から英語学習を開始
  • オーストラリアの語学学校へ留学・そのあとの大学院留学時にIELTS 6.5達成
  • 大学院修了時にIELTS 7.5達成
  • そのまま現地企業にエンジニアとして就職

プロフィールその1:ブログ主の過去と転換点

プロフィールその2:希望とともに行動に移す

プロフィールその3:絶望的な英語力と上達しないフラストレーション、そして道が開ける


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