becauseの文法と3つの表現:注意すべきニュアンスも解説

takto, 2020 July 11

Category: 文法を上達させる

更新日:2020/09/07

  • becauseを使った文法について詳しく知りたい
  • becauseの表現をひととおり学びたい
  • 会話や読み書きで使える例文が見たい

「because」は「~だから」という意味の単語で、文法的には接続詞と呼ばれるものです。「接続」という名の通り2つの文をつなげる役割をもちます。

この記事では「because」の使い方とよく使う表現について解説していきます。

目標として以下の3つを目指して書いています。

  • becauseの使い方がわかる
  • 基本以外のbecauseを用いた日常的に使える表現を3つ学ぶ
  • ニュアンスと注意すべき使い方を理解する

それでは始めていきましょう。

becauseの基本的な文法

becauseの文法については以下の2点をおさえておけば基本的な使い方ができるようになります。

  • 「because」による理由と結果の接続
  • 「so」との違い

1つづつ解説していきます。

becauseによる理由と結果の接続

「結果 + because + 理由」で文を構成し、「~した、なぜなら~だから」という意味をつくることができます。

簡単な例文を見てみましょう。

I wear a jacket because it is cold.

「it is cold」だから「I wear a jacket」です。

この例文のように2つの独立した文をつなげて結果と原因という関係性をつくることができるのが「because」です。

他の例文も見てみましょう。

結果理由や原因
I like mangobecause it is sweet.
This phone is brokenbecause I dropped it.
Do you use a bicyclebecause it is cheap?
He will not work tomorrowbecause he will be on holiday.

「because」の使い方として、以下の2つはよくある間違いなので注意が必要です。

  • 理由 + because + 結果(文法的に意味がおかしくなる)
  • Because + 理由 + 結果(これは日本語的な言い方で、英語では不自然になる)

なぜこうした間違いをするかというと、日本語では「理由」を言ってから「結果」を言うのが自然だからです。

  • 正解:I wear a jacket because it is cold.
  • 間違い:It is cold because I wear a jacket.
  • 不自然:Because it is cold, I wear a jacket.

とくに日本語を英語に訳そうとすると起きやすいので、英語の順番に慣れる必要があります。下の記事では語順についてとその学び方について解説しているので参考にしてみてください。

英語の語順は日本語と違うため、慣れないと何度も聞き返したり読み返さないと理解できないことが多いかと思います。原因は文法における言葉の順番の違いと、英語と日本語を行き来することに起因します。この記事ではまず文法と語順の型について解説して、英語の語順のままスッと理解できるようにするための効果的な勉強のしかたを紹介していきます。

もし「原因」を先に言ってから「結果」を言いたいときには「so」を使うことができます。

soとの違い

soもbecauseと同じように原因と結果をつなぐ接続詞ですが、順序が逆になります。

「原因 + so + 結果」という順番になるので、さきほどの例文では以下のようになります。

It is cold, so I wear a jacket.

これはbecauseを使った以下の文と同じ意味になります。

I wear a jacket because it is cold.

soはbecauseと同じように2つの文をつなげる接続詞ですが理由と結果の順序が逆になるので、どっちがどっちの順番なのか覚えておきましょう。

個人的には「so」が日本語の「そう」みたいな感覚で「そう、だから~するんだよ」みたいな覚え方をしてました。

日常的に使える表現3つ

ここからはbecauseを用いたよく使われる以下の3つの表現を紹介していきます。

  • because of ~
  • just because ~
  • it is because 原因 that 結果

これらは英会話や読み書きでもよく使われる表現なので知っておくと便利ですよ。

because of ~

“because of”は前置詞がつくので「because of + 名詞・動名詞」という文法にすることで、「~だから」「~のせい」というように悪いことが起きた原因について言うときによく使います。

例を見てみましょう。

I could not buy beer because of my age.

年齢のせいでビールを買えなかった。)

社会的には良いことですが本人にとっては残念なことなので「because of」でしっくりきます。

何かがうまくいかなかったりしたときに、その原因(もしくは責任)を相手に伝えたいときに使いましょう。

使い方の注意

「because of you」と言うと「あんたのせいで~」といった過激な感じに聞こえてしまうことがあるので、誰かの責任について言いたいときは気を付けたほうがいいです。

例えば誰かの仕事が終わるのを待っているときに「I can’t go home because of him.」なんて言うと、仕事が終わってない人への強い非難のように聞こえるので注意しましょう。

僕だったらそういうときは「There is some work needs to be done, so I can’t go home yet.」と言います。

just because

「just because ~」で「ただ~のために」や「たった~のために」というささいな理由たったひとつの原因について言う文法表現をつくることができます。

この文法に関しては肯定と否定の例文をみてみましょう。

This music is very popular just because the singer is famous.

(この曲はただ歌手が有名なだけで人気なんだよ。)

I’ll stop drinking coke not just because you told me to do so.

ただそうするように言われたからじゃないけどコーラを飲むのを止めるわ。)

“just because”も英会話でよく使う文法なのですが、これにも注意点があります。

使い方の注意

「just because ~」だと自分はささいな理由だと思っているけど相手はそう思っていないときにちょっとしたいざこざになるかもです。

例えば待ち合わせに遅れて友達が不機嫌そうなときに「Are you angry just because I was late for 10 minutes?」なんて訊くと、待たされた友達からすれば「10分も遅れておいて”just because”だって?」と思うかもしれません。

そうならないためには・・・悪い結果ではなく何かが上手くいったときに「just because」で原因を言うようにするといいかと思います。

it is because 原因 that 結果

最後に紹介するのが「it is because + 原因 + that 結果」で、この文法は「理由・原因のほうが重要だから先に言いたい」という場合に使える強調構文です。

例文を見てみましょう。

It is because my flight was cancelled that I could not come to see you.

(会いに行けなかったのはフライトがキャンセルされたせいだよ。)

この「It is」はなんなの?と思うかもしれませんが、結果の文(that ~)について言っていると解釈できます。

「it is because ~ that ~」はあまり気を付ける必要はありませんが、ただ理由を先に言いたいからではなく、理由が結果よりも重要なときに使うようにしたほうが自然に聞こえます。

そうでないなら「because」の代わりに「so」で通常の文をつくりましょう。

まとめ・他の接続詞について

今回は「because」の基本的な使い方と、よく使われる文法表現を3つ紹介しました。

いくつかの表現には使い方を注意しないと失礼に聞こえることもあるため、本文中で紹介した言い換えるテクニックを使うと良いかと思います。

becauseに限らず接続詞は表現の幅を広げてくれる便利な文法です。今回は理由と結果という2つの文をつなげましたが、ほかにも様々なものがあります。

会話や読み書きで役に立つほかの接続詞についても記事にしているので、興味があれば下の記事を参考にしてみてください。

【after doing something】という表現を見た・聞いたことがあると思いますが、【after I do something】という言い方と違いがあるのでしょうか?この記事ではafterを使った文法について、その意味と使い方を解説していきます。基本となる接続詞・前置詞としての文法と時制の決め方、よく使われる表現について紹介していきます。

英語でwhen doing ~という表現を目にしたことがあると思いますが、これは間違いではなく正しい文法表現です。答えを言ってしまうと主語とbe動詞を省略しただけのwhen ~の文法となりますが、見慣れていないと「ん?」とすぐに理解できないかもしれません。この記事ではwhen doingの意味と使い方について例文を使って解説していきます。

「those who」という文法を見たことがあるかもしれませんが、「なんでthoseを使っているのかわからない」「動詞がない」といった理由で理解しにくいですよね。この記事ではその意味と使い方について解説していきます。

comments powered by Disqus

Takto

セルフィー

海外(オーストラリアとイギリス)在住歴計10年ほどの takto です。ブログを通じて英語の勉強をサポートできればと思っています。

経歴:

  • 大学生の時にTOEIC330点から英語学習を開始
  • オーストラリアの語学学校へ留学・そのあとの大学院留学時にIELTS 6.5達成
  • 大学院修了時にIELTS 7.5達成
  • そのまま現地企業にエンジニアとして就職

プロフィールその1:ブログ主の過去と転換点

プロフィールその2:希望とともに行動に移す

プロフィールその3:絶望的な英語力と上達しないフラストレーション、そして道が開ける


質問や相談などお気軽にどうぞ

takto-english@takto-explorer.com

アーカイブ


2021 (25)
2020 (128)
2019 (10)

メッセージフォーム


質問や意見などがあればこのフォームからお問い合わせください。